世界で唯一「クラウンスポーツ」パトカーの衝撃! トヨタから異例の寄贈 “未来の警察車両”のプロトタイプか

2026年1月9日、愛知県警察の視閲式が日本ガイシスポーツプラザ駐車場で開催されました。多くの警察車両が参加する中、特に注目を集めたのが「クラウンスポーツ」の新型パトカーです。

広報車、でも中身はガチ仕様!「セダン一択」から変わるか

 配備先は県警総務部の広報課ですが、既存の交通取締用パトカーと同様の装備を搭載しており、スピード違反者などに対応可能な速度計なども装備しています。一方で、前述したように「クラウンスポーツ」がベースのため、スポーツカーのようなレーシングシートも備えています。

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車体後面のテールゲートには限られた部分に「CROWN」「愛知県警」「POLICE」という文字が並んでいる(鈴木伊玖馬撮影)。

 式典の車両展示では同じく広報課の車両となる三菱製の傑作スポーツカー「GTO」もクラウンスポーツとともに並べられ、新旧の広報車2台が肩を並べて展示されていました。

 ただ、そのような展示方法だったので、クラウンスポーツのサイズ感の違いを視覚的にとらえることができました。スポーツSUVだけに、スポーツクーペであるGTOに比べると、その車体がさらに大きく感じました。

 そのインパクトに惹かれたのか、クラウンスポーツの近くには多くの来場者が集まり、写真撮影をする子ども連れの姿も見られました。

 愛知県警には今回紹介したクラウンスポーツベースのパトカーのほかに、クラウンセダンベースのパトカーもあります。ただ、クラウンセダンは同スポーツよりもさらに大柄です。

 今回の視閲式で、筆者(鈴木伊玖馬:乗りもの好きライター)は両車を見比べてきましたが、その中で感じたのは、ひょっとしたらこの動きはトヨタのおひざ元の愛知県警で両モデルを比較したうえで、クラウンスポーツの方を新たなパトカーとして全国導入するための試金石なのかもしれないということです。

 全国の警察では今、各都道府県が独自調達する、いわゆる県費ものでSUVタイプのパトカーの採用が進んでいます。国費で大量調達するクラウンパトカーについても、セダンでなくてもイイじゃないか、と持っていくための「布石」なんじゃないか、と映りました。

【写真】日本唯一「クラウンスポーツPHEV」パトカーを色んな角度からイッキ見!

Writer:

愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。

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