ほ、本物なの!? 超有名デコトラ「一番星」はまだ現役!! 誕生から半世紀…その紆余曲折とは
デコトラの存在を一躍有名にしたのは1975年に公開された映画「トラック野郎」です。その撮影で使用された主人公が乗る「一番星号」ですが、実はまだ現存しています。
現在もイベント車として活躍中
「一番星号」は出演作品ごとに飾りや塗装が変わっていましたが、レストアで目標となったのは最終作品「トラック野郎 故郷特急便」でした。映画出演時の姿に近づけるために、撮影当時に「一番星号」の塗装のデザインをした元東映の美術監督だった桑名忠之氏に連絡を取り、レストアの塗装作業に監修に入ってもらったそうです。
また、電飾や飾り品のパーツはワンオフ(オーダーメイド)で製作したほか、内装などは全国の映画、デコトラファンからパーツの譲渡などもあったそうです。
ベース車が1975年モデルという旧車だったこともあり、5年にも及び長い作業期間(同時に費用も)が掛かりましたが、その結果、『一番星号』は銀幕スターだった頃の姿を取り戻し、現在まで維持されています。
田島氏も「これ(一番星号)が残らなければ、この後ってことはない。これがあるから、みんなもデコトラをやろうって気になる」と話しており、「一番星号」は日本のデコトラ文化のシンボルとして、今後も走り続けることでしょう。
「一番星号」現在、業務車としては使われていませんが、「全国哥麿会」の看板車として同団体のイベントやチャリティー活動に積極的に参加しています。「全国哥麿会」に関連したイベントに行けば、このデコトラ会の伝説ともいえる一台に出会えるかもしれません。
Writer: 布留川 司(ルポライター・カメラマン)
雑誌編集者を経て現在はフリーのライター・カメラマンとして活躍。最近のおもな活動は国内外の軍事関係で、海外軍事系イベントや国内の自衛隊を精力的に取材。雑誌への記事寄稿やDVDでドキュメンタリー映像作品を発表している。 公式:https://twitter.com/wolfwork_info





コメント