ほ、本物なの!? 超有名デコトラ「一番星」はまだ現役!! 誕生から半世紀…その紆余曲折とは

デコトラの存在を一躍有名にしたのは1975年に公開された映画「トラック野郎」です。その撮影で使用された主人公が乗る「一番星号」ですが、実はまだ現存しています。

現在もイベント車として活躍中

「一番星号」は出演作品ごとに飾りや塗装が変わっていましたが、レストアで目標となったのは最終作品「トラック野郎 故郷特急便」でした。映画出演時の姿に近づけるために、撮影当時に「一番星号」の塗装のデザインをした元東映の美術監督だった桑名忠之氏に連絡を取り、レストアの塗装作業に監修に入ってもらったそうです。

Large 20260129 01

拡大画像

右側面のコンテナに書かれた主人公の名前「桃次郎」の文字(布留川 司撮影)

 また、電飾や飾り品のパーツはワンオフ(オーダーメイド)で製作したほか、内装などは全国の映画、デコトラファンからパーツの譲渡などもあったそうです。

 ベース車が1975年モデルという旧車だったこともあり、5年にも及び長い作業期間(同時に費用も)が掛かりましたが、その結果、『一番星号』は銀幕スターだった頃の姿を取り戻し、現在まで維持されています。

 田島氏も「これ(一番星号)が残らなければ、この後ってことはない。これがあるから、みんなもデコトラをやろうって気になる」と話しており、「一番星号」は日本のデコトラ文化のシンボルとして、今後も走り続けることでしょう。

「一番星号」現在、業務車としては使われていませんが、「全国哥麿会」の看板車として同団体のイベントやチャリティー活動に積極的に参加しています。「全国哥麿会」に関連したイベントに行けば、このデコトラ会の伝説ともいえる一台に出会えるかもしれません。

【ご、豪華だ!!】これが、「一番星」の車内です!(写真)

Writer:

雑誌編集者を経て現在はフリーのライター・カメラマンとして活躍。最近のおもな活動は国内外の軍事関係で、海外軍事系イベントや国内の自衛隊を精力的に取材。雑誌への記事寄稿やDVDでドキュメンタリー映像作品を発表している。 公式:https://twitter.com/wolfwork_info

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス