業界初 全11席のありそうでなかった「完全個室」バス 実現できたワケとは

ありそうでなかった「完全個室」、それを実現したある工夫

 新型のバス車両を走らせるためには、まず、国が定めた道路運送車両の保安基準に適合させなければなりません。完全個室とするうえで保安基準上まず課題となるのが、ワンマンバスには運転席から旅客の状況を確認するルームミラーなどの設置が義務付けられているという点。個室が並ぶ車内で、運転席からルームミラーで旅客の状況を確認することは、物理的に不可能です。

 この基準に対し、たとえば両備グループの中国バス(広島県福山市)が横浜~広島間で運行している「DREAM SLEEPER」(定員14人)では、“個室”の4席には室内に、カーテンで仕切る10席には通路の天井に複数のカメラをそれぞれ設置し、運転席のモニターで車内の様子を把握できるようにしています。

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「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」の運転席。車内の様子を映し出すみっつのモニターを備えている(2017年1月11日、中島洋平撮影)。

「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」では、全個室内の後方上部にカメラを配置し、その映像を運転席にあるみっつのモニターに映し出せるようにすることで、保安基準をクリア。“完全個室”を実現しました。

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個室内の後方上部に取り付けられたカメラ。室内の映像を、運転席で一元的に確認できる(2017年1月11日、中島洋平撮影)。

 また、個室の扉が開いていれば運転席のランプが点灯し、出入りも把握できます。ただし個室内カメラはプライバシー保護のため、乗客が座った状態ではモニターに映らないようになっています。

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コメント

13件のコメント

  1. モデルの人、もう少しましな顔はできないの?
    なんか気を失っているみたい。

  2. 高速道路を走行するのだろうが、拘束されてるようで嫌ですネ

  3. 値段は5倍なのかな

  4. でも、もう胎児ちゃうしなぁ。
    丸くなってるよりは脚を伸ばした状態が楽だと。。。

  5. 寝返り打てないと疲れるよね。

  6. 新幹線のグリーンと同じ価格なら新幹線を選ぶけどね。夜行バスの観点から逸脱してる気がする。どんなに高級な車両を投入しても、ドライバーの待遇改善にはならないでしょ、大体運転中、モニター3つ見ないし夜は眩しくて点けてらんねーわ!(おそらく保安基準なんだろうけど)もっと乗務員に気を配って欲しいものです❗ いち乗務員より

  7. 2万円なら新幹線のグリーンか飛行機の方がいい。
    もう少し安かった、寝台急行銀河が需要が無くなって、廃止になったのに...
    11席やからどうなんだろうか...

  8. これって、JRがやめた寝台特急の需要を取り込んだだけだよね
    深夜動いてる貨物列車に2.3両の客車を併結しても面白いんだけどね

  9. 猪八戒氏のコメント、確かにです。せっかくここまでネットに載せるんだからもう少し人を選んでもらいたい。やる気あんのか、って感じです。

  10. 2万円なら、飛行機や新幹線の方が、普通に良いと思う。予約出来ない?のは問題。単にゆっくり寝て行きたいと思う人には良いと思う。この、個室とバスという組み合わせの観点は、他の目的、旅行などに複数で行く場合に、新たな企画として、地方でも取り入れてみてもらいたいと思います。ただ、バスで個室となると、いざという時に、外に出られないのではないか、と思います。防犯、防災、事故などに対応できているのか、気になります。

  11. 安価利用したいからバスなのにこんな極端に個室化&高額なんかしなくていいから女子的にはせめて各社全車単独シートに仕切り(遮光カーテン等)とパウダールーム機能(ライト付ミラー設置)とか欲しい

  12. 遅いわ高いわ,では話にならない。
    遅い分 新幹線より安くないと需要はないだろう。

  13. こういう個室に凝るより、最大に凝って欲しいのは安全対策、それしかないです。もちろん会社も百も承知でしょうが、複数乗務員配置や各席に前方モニター設置などに工夫してください。外が見えない疑似ホテルの部屋で知らないうちにあの世に行くのはまっぴらですから。