「インターやSAの出入口付近でずっと停まってるトラック」は、一体何をしているのか?

高速道路ICやSA・PAの出口・入口付近で駐停車している大型トラックを見かけることがあります。なぜでしょうか。トラック側の考えられる理由を専門家に聞きました。

高速の出口・入口の駐停車は「違反」となることが多いが…

 ただし、こういった場所の多くは道路交通法で言えば「駐停車禁止場所」であることが多いです。大型トラックが駐停車しているせいで死角が生まれやすく、見通しが悪くなることもあります。

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「トラックによる陸上輸送の矛盾を多くの人に理解してほしい」と島崎准教授(画像:写真AC)。

 できれば違反せず、道路交通法に則した、ふさわしい「待機場所」での時間調整を行ってほしいもの。こんな意見は多いと思いますが、島崎准教授は「そもそもの物流のルールに無理がある以上、根本的な解決にはならないだろう」とも言います。

「確かに正論で、取り締まりを受けることもあるでしょう。しかし、私個人的には前述のような『延着禁止』『早着もダメ』を死守すること自体をまず解決してほしいと思っています。

 クルマを使って長距離移動をした方ならわかっていただけると思いますが、道路を使った陸上移動はどうしても時間的なズレが生じます。その上で『延着禁止』『早着もダメ』というのはまさに『無茶ぶり』で、まず配送先などにはこの『時間』の問題に寛容になっていただき、物理的なスペースなどの問題も含めて『改善できることはないか』と歩み寄ってほしいとも思います」

 島崎准教授は、「世の中にある『物』、流通する『物』で、トラックに一度も乗らないで生活者の元に届く『物』は一つもないはず」と語ります。こういったトラック物流の社会貢献度も含めて、トラックドライバーのやむを得ない事情も理解してほしい、と話しました。

なお、島崎准教授は2025 年10⽉より、運転⼼理と安全リスクなどについて解説するポッドキャスト番組『プロフェッショナルドライブ』を配信しています。元トラックドライバーで交通⼼理⼠、さらに現役の⼤学准教授というマルチな⽴場から、運転にまつわる多彩なトピックを展開していますので、ぜひご視聴ください。

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Writer:

1971年、東京都生まれ。編集プロダクション・deco代表。バイク、クルマ、ガジェット、保護犬猫、グルメなど幅広いジャンルで複数のWEBメディアに寄稿中。また、台湾に関する著書、連載複数あり。好きな乗りものはスタイリッシュ系よりも、どこかちょっと足りないような、おもちゃのようなチープ感のあるもの。

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