テスラ「サイバートラック」欲しいのに、なぜ日本で売ってない? 新車ラインナップにない理由とは
アメリカで話題のテスラ「サイバートラック」ですが、日本で公道を走る姿を見かけることはほぼありません。日本の道路事情に合わない巨体や免許制度といった高い「壁」の正体とは、いったいどのようなものなのでしょうか。
ボディ形状が歩行者保護に反目
アメリカで話題のテスラ「サイバートラック」ですが、日本で公道を走る姿を見かけることはほぼありません。乗用車タイプの「モデル3」や「モデルY」は市販されているのに、なぜ「サイバートラック」は日本未導入なのでしょうか。
それをひも解くには、日本の公道を走るクルマがクリアしなければならない安全基準(保安基準)が大きく関係しています。特に重要なのが「歩行者保護」の性能要件です。
これは万が一歩行者と衝突した際に、頭部や脚部への衝撃を一定以下に抑えるためのルールです。
しかし、サイバートラック特有の鋭利に角張った外装や、非常に硬い「ウルトラハードステンレススチール」の外板構造は、こうした安全基準を満たすうえで大きな設計上のハードルになるのです。
また、車体外側の突起や角の処理に関する「外部突起規制」も存在します。
こうした理由から、サイバートラックのような鋭角的な車両は、そのままでは日本のルールに適合させることが難しく、国内導入するためには追加の対策が必要になる可能性が高いでしょう。
こうして見てみると、革新的なデザインが、結果として日本導入への大きな足かせとなっている側面があります。
加えて車体サイズも、日本の道路環境に合っておらず、「規格外」といえる大きさです。
サイバートラックの全幅は、ミラーをたたんだ状態でも約2.2mに達します。これは大型SUVの代表格である「ランドクルーザー300」の全幅(約1.98m)をも上回るインパクトがあります。この車幅だと、都市部の狭隘路や駐車場では、取り回しが極めて困難なサイズといえるでしょう。





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