路線バスで東京を観光!? 運賃無料も“忙しい人向け”もある「コスパ良」の都内3路線

東京都内を走る路線バスの中には、複数の観光名所を通る路線も存在します。普通のバスに乗りながら観光ができてしまう、そんな路線を三つ紹介します。

忙しい人のための東京観光路線? 都営バス「都03」

 都営バスの「都03」系統は、JR中央線の四ツ谷駅から半蔵門を通り、皇居の南側や銀座、勝鬨(かちどき)橋を経由して2020東京オリンピックの選手村跡地付近の晴海五丁目ターミナルに至る路線です。

 四ツ谷から半蔵門までは、京王バスの030系統(永福町駅~バスターミナル東京八重洲)も走る区間で、030系統が皇居の北側を走る一方で、都03は皇居の南側を走ります。晴海五丁目ターミナル行きに乗ると、左手に皇居のお濠が、右手に国立劇場・最高裁判所・警視庁本部などの建物が続き、車窓を追うのが忙しい区間もあります。

 皇居のお濠から離れ、山手線などが走るガードをくぐる辺りが有楽町です。さらに進むと数寄屋橋や、銀座の和光の時計塔、歌舞伎座など、東京で有名な場所が立て続けに見られます。その先、大勢の外国人観光客でにぎわう築地場外市場を右手に見ると、ほどなくして勝鬨橋を渡ります。

 都03は日中毎時1本程度の運行ですが、有楽町から勝どき付近にかけては他路線と重複しているためか、座席が埋まるほどの利用がありました。地元の乗客に加え、有楽町付近では外国人観光客の姿もありましたが、終点の晴海五丁目ターミナルまでの乗客は筆者1人だけでした。

 晴海五丁目ターミナルの周辺は、先の通り東京五輪の選手村として整備され、さらに高層マンションとなって商業施設も開業したことで、大変貌を遂げました。晴海の東京国際見本市会場で、東京モーターショーや同人誌即売会のコミックマーケットが開催されていた時代を覚えていると、この変貌ぶりには唖然とするばかりです。

 四ツ谷から晴海五丁目ターミナルまでの所要時間は35分程度で、「忙しい人のための東京観光」としてはうってつけの路線なのかもしれません。

【車窓が充実】これが複数の観光名所を通る路線バスです(写真)

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