トヨタ自動車の社長が交代! 新社長・近氏は“稼ぐ力”強化へ 佐藤現社長は「ニッポンの勝ち筋を見つけにいく」
トヨタ自動車が2026年4月1日付の役員人事などを発表しました。代表取締役社長の佐藤恒治氏が退任し、執行役員を務めてきた近 健太氏が新社長に就任します。
「“ニッポンの勝ち筋”を見つけるための交代」
トヨタ自動車は2026年2月6日、2026年4月1日付の役員人事などを発表しました。代表取締役社長の佐藤 恒治氏が退任し、執行役員を務めてきた近 健太氏が新社長に就任します。
佐藤氏は4月1日付で社長・CEOを退任し、新たに代表取締役副会長と、新設ポストとなるCIO(チーフ・インダストリアル・オフィサー)に就任するとのこと。代わって近氏が社長・CEOとなります。
佐藤氏は2025年5月から経団連の副会長を務めているほか、2026年1月には日本自動車工業会の会長にも就任しています。佐藤氏に、自社の枠組みを超えたリーダーシップが求められるようになったことを受け、トヨタは「今回の環境変化と、個々人の特性を踏まえた最適なフォーメーションを検討」して人事を決定したと説明しています。
一方、トヨタ社内では「もっといいクルマをつくり続けるための土台となる『稼ぐ力』の向上、『損益分岐台数の改善』が足元の重要課題であり、取り組みの具体化が急務」であるとのこと。近氏は執行役員のほか、CFO(チーフ・フィナンシャル・オフィサー)も務めており、こうした知見を活かして収益構造の改善などに取り組んでいく見通しです。
また、2026年6月にはトヨタの第122回定時株主総会が行われ、佐藤氏はこの際に代表取締役からも退く予定です。これにより同社は、「佐藤(現社長)が副会長・CIOとしてトヨタを含む産業全体に軸足を置き、近(現執行役員)が社長・CEOとして社内に軸足を置く新しいフォーメーションに変更」していく方針です。
2026年2月6日15時半からは記者会見も行われ、佐藤氏は自身の責務が「第三者から見てかなりオーバーロードだった」と振り返りました。また、企業の枠を超えた取り組みについては「『ニッポンの勝ち筋』と見つけていく必要がある」とし、「自動車産業と日本をもっと元気にしていくために役に立ちたい」と意気込みました。また、新社長となる近氏も「(トヨタを)どんなチームにしていくか、一生懸命考えていきたい」とコメントしています。





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