MTが約5割 「ロードスターRF」累計受注2300台突破 マツダ
マツダは2016年12月に発売した「ロードスターRF」の累計受注台数が、2017年1月23日時点で2300台を突破したことを発表しました。
ロードスターRF、累計受注2300台突破
2017年1月26日(木)、マツダは2016年12月22日に発売した「ロードスターRF」の累計受注台数が、1月23日(月)時点で2385台になったことを発表しました。
グレード別の受注構成比は、3グレードの中間にあたる「VS」が最も多く61%、ボディカラーでは、鉄の無垢感のような質感を表現したという「マシーングレープレミアムメタリック」が48%と最も多くなっているそうです。トランスミッション別ではATとMTが約5割ずつと、近年の国内で販売された新車全体における比率に比べ、MTの割合がとても多くなっています。
「ロードスターRF」は、屋根をオープンにした状態でも後部のピラー(柱)が残る「ファストバック」スタイルを採用した、「ロードスター」シリーズ最新のリトラクタブルハードトップモデルで、2016年11月10日に発表、予約を開始しました。
なお、マツダは「ロードスターRF」の月間販売目標を250台としています。
【了】
記事の中で「ファストバック」についての記述がありますが、昔からの自動車ファンの記憶と少し乖離があるように感じます。
マツダでこのようなリトラクタブルトップを「ファストバック」と称しているのかもしれませんが、一般的なセダンなどのように屋根とトランクリッドに段のある「ノッチバック」に対して、ルーフトップからテールエンドまでを斜めに滑らかにつないだ様なスタイルを「ファストバック」と言ったと思います。最近のドイツ車には「スポーツバック」と言っている機種もあるようですが・・・。
それに対して、初代のマツダ・キャロルの様な屋根の後半を切り落としたようなスタイルは「クリフカット」と言っていました。
また、屋根を開放した時にリアピラーが残るスタイルは、ポルシェが「タルガトップ」と言って、その呼び方が一般的になっていた時もありました。
「ファストバック」「ノッチバック」「タルガトップ」いずれも、最近はあまり聞かなくなった言葉ではあります。