まんま「ブルドッグ」じゃないか…! ホンダの「新型EV」が“80年代の胸アツ車”の再来すぎる件 絵描きオジサンの回顧

昨今のEVには「雰囲気が優等生っぽくて面白くない」「価格も高い」と感じていた筆者ですが、ホンダが発売予定の小型EV「スーパーワン」には、かつての初代「シティ・ターボII」の面影があります。どんな工夫が詰まっているのでしょうか。

久々に「おっ!」と思えたEV

 筆者(有野 篤:乗りものポンチ絵描き)は、クルマやバイク、軍用車など乗りものが大好きな絵描き、世間で言われるところの「イラストレーター」です。その一方、昨今のEVについては「雰囲気が優等生っぽくて面白くない」「価格も高い」というイメージが強く、正直あまり食指が動かないな、とも思っていました。

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ホンダが発売を予定している小型BEVの「スーパーワン」(乗りものニュース編集部撮影)

 そんななか、久しぶりに「おっ、楽しみ!」と感じるクルマに出会いました。それが昨年2025年の「ジャパンモビリティショー」にホンダが参考出品した新しい小型BEV(バッテリー式電気自動車)の「スーパーワン」です。

 ベースとなったのは、2025年秋に発売となったばかりの軽BEV「N-ONE e:」。全く新しいモデルのEVですが、筆者と同世代のオジサンたちが思い出したのは当然、初代ホンダ「シティ」(1981~1985年)に設定されていたスポーツモデル「シティ・ターボII」のことでしょう。

 初代シティは、「居住空間は最大限に、機械構造が占有するスペースは最小限に」というホンダの設計思想「M・M(マンマキシマム・メカミニマム)」を強く体現した小型車です。短い全長のなかでも広い室内を確保するため、全高を思い切って高く取った背高ノッポな1台で、“トールボーイ”とも呼ばれました。

 この初代シティを、インタークーラー付きターボエンジンや大型エアロパーツなどで武装したホットモデルがターボIIでした。特に外装は個性的で、張り出した形状のフェンダーやボンネットバルジは、愛称だった“ブルドッグ”さながらのキュートな雰囲気を演出していました。筆者も当時「イカすっ!」と強く感じましたね。

 このシティ・ターボIIを思わせる大型エアロパーツやフェンダーが装備されているのが、スーパーワン最大のチャームポイントでしょう。もともとのN-ONE e:譲りの丸いヘッドライトも相まって、元祖“ブルドック”に負けない、地面に踏ん張ったような可愛らしさが感じられます。懐かしくて、なんともかっこいいじゃありませんか!

【イラストを見る】「スーパーワン」と初代「シティ」の愉快な仲間たち

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