ドローンが陸海空を支配? 米DARPAが進めるプロジェクトとは

船舶からトラックまで搭載可? ドローンの射出、回収システム

 DARPAはドローンをより効率的に運用するシステムも開発しています。たとえば高速で飛行する軍事用ドローン(UAV)を、人が操縦し安全かつ確実に着陸させる難易度は高めですが、そんな時に役立つことが期待されるのが「SideArm」です。

「SideArm」は金属製のクレーンにレールがぶら下げられたような構造になっており、レール部分にぶら下げたドローンの打ち出しが可能です。さらにドローンが帰着した場合には、手前に設置されたワイヤーと奥に設置されたキャッチャーでドローンを一気に減速、高速で飛行するドローンを確実に捕獲します。

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飛行するドローンを捕まえる「SideArm」(画像:DARPA)。

 DARPAはこのシステムをコンテナ内に搭載し、車両や船舶、鉄道、輸送機やヘリコプターでの運用を目指しています。そうすることで、ドローンを水平に打ち出すことが難しい地点、あるいは着陸させるのに十分な敷地がない拠点でも、軍事用のドローンの運用を可能にしようとしているのです。

 その紹介動画では、軍艦のヘリポートの片隅に設置した「SideArm」から軍事用ドローンを発進させたり、着艦させたりするイメージが公開されています。今後はイージス艦などでも、ドローンを用いた柔軟な作戦が可能になるかもしれません。

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コメント

2件のコメント

  1. 個人的には海上保安庁に率先して導入して頂きたいです。
    そうすれば海難事故等で捜索活動を行う際に、
    より広範囲を悪天候に関係なく出来る様になると思います。
    また、密漁対策にも現場へ急行出来る様になり、抑止力も期待出来ると思います。
    難易度が高い軍事用より、人命救助に繋がる部分で世界一を目指して欲しいです。

  2. >より広範囲を悪天候に関係なく出来る様になると思います。

    悪天候では小型無人船舶や飛行ドローンの類は使用できないと思いますよ
    基本的に、天候が悪い場合は大型の海自哨戒機や海保船舶が投入される筈です