「横浜の高輪築堤」的な廃線跡の再整備が完了 現役当時の線路を「いつでも観られる」ように!

横浜市が鉄道遺構「汽車道」の再整備を実施し、“当時のまま”の遺構が見られるようになりました。

工事中の「声」がきっかけに

 横浜市は2026年4月27日、鉄道廃線跡を活用した遊歩道「汽車道」の再整備を行ったと発表しました。

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汽車道(乗りものニュース編集部撮影)

 汽車道は桜木町駅前と、赤レンガ倉庫などがあるみなとみらいの新港地区を結びます。1911年に横浜港駅や倉庫、横浜税関への貨物輸送を目的として敷設された旧臨港線(税関線)を活用しており、明治期の東海道本線に存在した「高輪築堤」のような海上築堤の区間などを歩けるようになっています。

 今回はウッドデッキの老朽化に伴う改修工事などが行われましたが、デッキを撤去した際、通常は隠れているレール全体や枕木が露出しました。この様子を見た人を中心に、SNSなどで「常に見られるようにしてほしい」との要望が多く寄せられたことから、鉄道遺構の一部を恒久的に展示する施設として整備されることになったそうです。

 整備後の汽車道では、旧臨港線で実際に使用されていたレールや枕木などを可能な限り現地で保存し、デッキに設けられたアクリル板越しに観覧できるようになりました。また、夜間にはライトアップも実施されます。

 横浜市は今回の整備について、歴史的価値の発信と観光資源の魅力向上を図るとしています。

【レールむき出し!】これが整備された「汽車道」です(画像)

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