地下を抜けたら“別世界”の加速! つくばエクスプレス「快速」の速度は? 早朝の高速巡航を実測

秋葉原~つくば間を結ぶつくばエクスプレスは、最高速度130km/hで運行されており、特に線形の良い北千住~つくば間は、大半のJR特急を凌駕する表定速度89.6km/hを記録します。今回は、その快速列車に乗車しました。

郊外で発揮されるTXの高速性能

 南千住を出ると地上に出ます。JR常磐線など他線と並走するのはなかなか壮観です。6時36分の北千住で20人ほどが乗車して、座席が全て埋まります。ホームには80人以上の乗客がいました。北千住を出ると再び地下に入りますが、猛烈な加速で、それまでの区間とは違う走りぶりです。通過駅のホームには人影はほとんどありません。

 その後、地上に出て6時42分、八潮に到着。2024年3月のダイヤ改正で快速停車駅となった駅で、ホームには50人以上がいました。1人下車・8人乗車で立客が出始めます。

 八潮を出たところでスマートフォンの速度計アプリで速度を測ると127km/hでした。6時48分の南流山ではホームに70人程度が待機。下車客はゼロでしたが、20人が乗車します。早朝に東京から離れる方向の列車ですが、駅ごとに乗客が増えるのが興味深いです。

 高架を走る列車からはあまり建物が見えなくなってきたため、高速運転をしていてもゆったり走っているような印象です。6時52分の流山おおたかの森では15人が下車、22人が乗車と、相変わらず乗客は増えていきます。

 速度は125km/h程度で、郊外区間ではずっと高速で走っている印象があります。6時58分、守谷着。2面4線の大き目の駅で、関東鉄道と乗り換えられます。20人が下車、22人が乗車とまだ乗客が増えることに驚きました。学生の利用も多いようです。

 車窓に緑が増えてきて、遠方に筑波山も見えてきます。守谷~つくば間は快速で11分ですが、停車時間を含めた平均速度である表定速度は約112.4km/hと3ケタ台に乗ります。実際、ずっと125km/h以上で走っていました。

 終点のつくばは7時12分着。ホーム向かいに停車していた秋葉原行きはすでに満席であり、盛況ぶりが印象的でした。改札口近くには宇宙服も展示され、研究学園都市らしさを実感させてくれました。

【写真】TX快速の車内と車窓を見る

Writer:

ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。

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