ダグラスDC-3が来日、周回飛行へ 昭和10年初飛行、航空輸送に革命起こした「名機」

航空輸送に革命を起こした「名機」ともされるダグラスDC-3が、製造77年目を記念してスイスからワールドツアーに出発。日本の空でも、周回飛行が実施されます。

4月と5月に日本上空を周回飛行

 ダグラスDC-3が2017年4月、日本へやって来ます。1935(昭和10)年に初飛行し、製造機数は1万6000機以上、現在も世界の空を約150機が飛行しているといわれ、航空輸送に革命を起こした「名機」ともされる双発プロペラ機です。

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今年で77歳になる「ブライトリング DC-3」。巡航速度は250km/h(画像:ブライトリング)。

 今回、日本へやって来るのはそのうちの1機、スイスの時計メーカーであるブライトリングが維持、保存を支援しているDC-3。同機が今年2017年、製造から77年目を迎えることを記念し、実施される世界一周ワールドツアーの一環で、来日します。

 この「ブライトリング DC-3」は、2017年3月9日にスイスのジュネーブを出発。東回りで日本を含む世界各地の都市に寄航しながら、9月にジュネーブへ戻ることが目指されています。日本では災害復興の励みになればという願いを込め、4月30日(日)に熊本県(阿蘇、熊本城)、5月19日(金)から21日(日)に神戸市近郊、5月26日(金)と27日(土)に福島県(中通り、会津)の上空を周回飛行する予定です。

 ちなみにDC-3はかつて、日本の昭和飛行機工業がライセンス生産していたことがあります。

【了】

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コメント

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3件のコメント

  1. みなみちょうせんにも行くんだろうか?
    危ないよ。臭いよ臭いよ

  2. DC3は昭和40年代初め頃まで国内線でも活躍していたそうだが、与圧が無いので高高度は飛べなかったと聞いている。当然乗機中の印象は現在のジェット旅客機とは違うと思われるが…当時国内線(勿論、旅客機大衆化以前の時代だが)でDC3に乗られた方の話を聞いてみたくなりました。

  3. 放射能汚染地帯の福島よりは韓国の方が無難