マツダ3代目「RX-7」 広島の「いちがい」が育んだアウトサイダー(写真27枚)

1991年に発売された3代目「RX-7」は、「FD」という呼び方でも広く知られるマツダのスポーツカーです。エンジンはもちろん、ロータリー。まちがいなく、唯一無二に数えられる1台でしょう。

世界を魅了した「悪い子」

 そんなピーキーなロータリー・エンジンを、「RX-7」は地を這うような流麗なデザインのボディに搭載しました。馬力ではライバルに劣りましたが、そのぶん、優れたハンドリングを備えます。誰にでも扱いやすいわけではありませんが、上手に使いこなせば速いというのが「RX-7」。そこには、こびない姿勢というか、アウトサイダー的なイメージが漂っていたのです。昭和に大ヒットしたバラエティ番組風に「良い子、悪い子、普通の子」でいえば、「RX-7」は完全に「悪い子」です。でも、そこが魅力的でした。

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マツダ3代目「RX-7」の運転席まわり(画像:マツダ)。

「RX-7」は日本だけでなく、世界中で熱いファンを獲得することに成功します。そのため、今も世界中で「『RX-7』復活待望」の声が絶えることがありません。

 とはいえ、環境対策の燃費規制に厳しい昨今、ロータリー・エンジンを復活させるのは非常に困難でしょう。マツダは「ロータリー・エンジンの開発は続けている」といいますが、「RX-7」の後継モデルは、はたして登場できるのか。はたまた夢物語なのか。なんとかマツダには頑張ってもらいたいと思うばかりです。

【了】

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【自動車】シルビア、プレリュード、セラ… 今も色褪せない旧車の魅力とは

Writer:

日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。自動車専門誌やウェブ媒体にて新車レポートやエンジニア・インタビューなどを広く執筆。中国をはじめ、アジア各地のモーターショー取材を数多くこなしている。1966年生まれ。著書「自動車ビジネス」(クロスメディア・パブリッシング)

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コメント

2件のコメント

  1. 単純にロータリーする電動モーターに移行するとか。

    電力を、バッテリーからとるか水素ガスからとるかガソリンで発電するか。

  2. 同出力のレシプロに比べ機関重量は軽いので大型SUVに搭載して車両全体の重量を抑えるという使い方はできるだろうが、するとRX7的な軽量高機動なスポーツカーではなくなるので駄目だろうな。

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