新潟地区に「新型電気式気動車」導入 JR東日本2017年度設備投資計画

JR東日本が2017年度における鉄道事業の設備投資計画を策定。山手線への新型車両の本格投入、新潟地区への「新型電気式気動車」導入などが盛り込まれました。

小海線に新しい観光列車「HIGH RAIL 1375」がデビュー

 JR東日本は2017年4月28日(金)、今年度における設備投資計画を発表しました。投資額(単体)は2016年度実績より285億円多い4550億円です。

 鉄道車両においては、豪華クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の営業を開始。また、山手線へは新型E235系量産車の本格投入が始まります。新潟地区では「新型電気式気動車」(JR東日本)も投入される予定です。

 小海線には、7月に新しい観光列車「HIGH RAIL 1375」が登場。既存の新幹線車両には、車内防犯カメラの設置が進められます。

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2017年5月から山手線に本格投入が始まるE235系電車(画像:JR東日本)。

 駅については、ナンバリング表示を引き続き推進。京浜東北線ではさいたま新都心、浦和、上野、大井町、鶴見の5駅でホームドアが完成します。千葉、東京、品川、渋谷、仙台など大規模ターミナル駅開発も継続。田町~品川間では、品川新駅(仮称)の設置工事が進められます。

 東日本大震災で被災した常磐線は、不通区間のうち竜田~富岡間が10月ごろに運転を再開する予定です。

 このほか、踏切安全対策や首都圏における雪害対策の推進、新幹線の変電・配電機器の更新、埼京線での無線式列車制御システム(ATACS)展開に向けた準備などが計画されています。

【了】

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1件のコメント

  1. 盛土補強とは、のり面補強のことかな?