ホームドア、半蔵門線全駅に2023年度までに設置へ 東京メトロ

東京メトロが半蔵門線のホームドア設置計画を発表。2023年度までに全14駅へ設置する計画です。

渋谷~押上間全14駅に導入

 東京メトロは2017年5月10日(水)、渋谷と押上を結ぶ半蔵門線のホームドア設置計画を発表しました。

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東京メトロ半蔵門線をはじめ東急田園都市線、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)などで使用される8000系電車(画像:photolibrary)。

 2017年度に着工、2023年度までに全14駅で透過型ハーフハイトタイプのホームドアが設置されます。特に1日あたりの利用者数が10万人以上の駅(★印)では、2020年度までを目指して整備が進められる計画です。スケジュールは次のとおり。

・2017年度下期整備完了:★九段下
・2018年度:★渋谷、★表参道、★青山一丁目、永田町、半蔵門
・2019年度:★押上
・2020年度:★大手町、★三越前、★錦糸町
・2023年度まで:神保町、水天宮前、清澄白河、住吉

 東京メトロによると「ホームドア設置に向けた車両更新等の課題解決及び設置準備工事等の工程に見通しがついたことから」半蔵門線各駅で整備を進めていくといいます。

銀座線、千代田線、日比谷線などでも進む整備

 ほかの路線については、丸ノ内線、有楽町線、南北線、副都心線では全駅にホームドアが設置済み。銀座線(渋谷駅と新橋駅渋谷方面ホームを除く)は2018年度上期に、千代田線は2020年度に、日比谷線は2022年度に全駅で整備が完了する計画です。

 残る東西線は、2019年度末までに先行6駅でホームドアが導入されますが、それ以外の駅は、朝ラッシュ時の定時運行確保について検討されたうえで、早期設置に向けて取り組みが進められます。

【了】

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