JR東海、無料イベント参加者を募集 リニアで500km/h、ドクターイエロー車内見学も 30周年記念
JR東海が発足30周年を記念し、実施する数々の無料イベント。そのうち超電導リニア搭乗、「ドクターイエロー」見学、車掌体験、総合研修センター初公開などについて、受付が始まりました。回送列車で車両基地へ向かうことも。
まず11件の募集を開始
JR東海が2017年4月1日の発足30周年を記念し、無料イベントを多数開催。きょう5月25日(木)より、それらについて申込みの受付が始まりました。同社によると、普段はできない体験型のコンテンツを中心に、親子で鉄道により親しめるイベントを用意したといい、このたび受付が始まったのはそのうち、「超電導リニアモーターカー乗車」を含む以下の11件です。
超電導リニアこども学習教室 ~時速500キロを親子で体験~
超電導リニアのしくみを学び、実際にL0系に“搭乗”して500km/hでの走行を体験。
・場所:JR東海 山梨実験センター(山梨県都留市)
・開催日:2017年8月8日(火)~10日(木)に各日3回
・募集人数:各回30組(1組4名以内)
・申込み条件:申込者(16歳以上)1名、子供(6歳以上15歳以下)1名、同行者(年齢制限無し、0名~2名)
・応募受付期間:5月25日(木)~7月7日(金)
・参加費:無料
新幹線シミュレータ「N700」無料体験
通常は有料(500円)である「リニア・鉄道館」の新幹線シミュレータ「N700」が無料に。
・場所:JR東海 リニア・鉄道館(名古屋市)
・開催日:2017年7月22日(土)~9月3日(日)に各日2回
・募集人数:各回1組(1組9名以内)
・申込み条件:申込者(16歳以上)1名、子供(3歳以上15歳以下)1名、同行者(年齢制限無し、0名~7名) ※シミュレータを体験できるのはこのうち1名
・応募受付期間:5月25日(木)~6月30日(金)
・参加費:無料 ※「リニア・鉄道館」への入館は有料
ガイドツアー「超電導リニアや新幹線等に使われている技術を学び、自由研究に活かそう!」
鉄道に使われている技術のうち、学校の自由研究に役立つものを、「リニア・鉄道館」館内にある実物車両や展示物を使って解説。
・場所:JR東海 リニア・鉄道館(名古屋市)
・開催日:2017年7月22日(土)~9月3日(日)に各日1回
・募集人数:各回30名(2名1組)
・申込み条件:申込者(16歳以上)1名、子供(3歳以上15歳以下)1名
・応募受付期間:5月25日(木)~6月30日(金)
・参加費:無料 ※「リニア・鉄道館」への入館は有料
在来線車掌のお仕事体験
特急車両の車内で、乗務員用の制服を着用して車内改札などの車掌業務を体験。写真撮影も。
・場所:JR東海 名古屋駅(回送列車で名古屋車両区へ移動し、実施)
・開催日:2017年7月29日(土)に2回
・募集人数:各回100名(2名1組)
・申込み条件:申込者(16歳以上)1名、子供(3歳以上15歳以下)1名
・応募受付期間:5月25日(木)~6月30日(金)
・参加費:無料
総合研修センター ファミリー見学会
JR東海の社員教育を担っている総合研修センターを見学。実物と同等の訓練設備を用いた車掌、運転士といった鉄道業務の体験や、子ども用制服での記念撮影や工作教室も行われ、自由研究にも生かせるといいます。
・場所:JR東海 総合研修センター(静岡県三島市)
・開催日:2017年8月5日(土)に2回
・募集人数:各回30組(1組5名以内)
・申込み条件:申込者(16歳以上)1名、子供(3歳以上15歳以下)1名、同行者(年齢制限無し、0名~3名)
・応募受付期間:5月25日(木)~7月14日(金)
・参加費:無料
三島にある「総合研修センター」が一般に公開されるのは、今回が初です。事前申し込み制で、応募者多数の場合は抽選になります。
新幹線なるほど発見デー
東海道新幹線の車両を整備しているJR東海の浜松工場(静岡県浜松市)で2017年7月22日(土)と23日(日)の2日間、一般公開イベント「新幹線なるほど発見デー」が開催されます。毎年恒例のイベントですが、今年は発足30周年ということで、「ドクターイエロー」の車内見学といった特別な体験が用意されました。
●ドクターイエロー運転台で運転士お仕事体験
・募集人数:各日54組(1組4名以内)
・申込み条件:申込者(16歳以上)1名、子供(3歳以上12歳以下)1名、同行者(6歳以上、0名~2名)
●ドクターイエロー車内見学
・募集人数:各日210組(1組4名以内)
・申込み条件:申込者(16歳以上)1名、子供(15歳以下)1名、同行者(年齢制限無し、0名~2名)
●トラバーサ体験乗車
・募集人数:各日280組(1組4名以内)
・申込み条件:申込者(16歳以上)1名、子供(6歳以上15歳以下)1名、同行者(6歳以上、0名~2名)
●運転台見学(N700Aタイプ、もしくは700系)
・募集人数:各日180組(1組5名以内)
・申込み条件:申込者(16歳以上)1名、子供(3歳以上15歳以下)1名、同行者(6歳以上、0名~3名)
●小学生車掌体験
・募集人数:各日96組(1組4名以内)
・申込み条件:申込者(16歳以上)1名、子供(6歳以上12歳以下)1名、同行者(年齢制限無し、0名~2名)
●教えて運転士さん!
・募集人数:各日119組(1組5名以内)
・申込み条件:申込者(16歳以上)1名、子供(6歳以上12歳以下)1名、同行者(年齢制限無し、0名~3名)
それぞれ、募集は5月25日(月)から6月16日(金)まで。各イベント、「新幹線なるほど発見デー」とも無料です。
以上11件のイベントは、JR東海のウェブサイト(30周年記念イベントのページ)から申込みできます。
■JR東海 30周年記念イベント 申込みページ
http://jr-central.co.jp/event/
残土処分場見学もいれてほしい。
走る技術は最先端なんだけど、トンネル残土みたいな問題は依然としてローテクっていうのが引っかかる点だから。単純に500km/h出ます、省エネです、って言われて納得するような状況でもなくなってきてるし。
リニア新幹線やドクターイエローの中に入りたい