学生の力で駅をより安全に 東京メトロが法政大と連携、社会に「見守る風土」醸成めざす
東京メトロが法政大と連携し、介助を必要とする利用者を学生ボランティアがサポートする取り組みをはじめます。この取り組み、単なる介助ではなく、これを通して「社会」を変え、鉄道をより「安全」にするという大きなねらいがあります。
本物の駅のような、駅ではない場所で
東京メトロが大学と連携し、駅の安全性や利便性を高める新しい取り組みを、2017年6月21日(水)より飯田橋駅(東京都新宿区、千代田区)で実施。それに先立ち6月3日(土)、実際の駅を模した施設があり、本物の電車も走る「東京メトロ総合研修訓練センター」(東京都江東区)で、事前講習会が行われました。
飯田橋駅近くにキャンパスがある法政大学の在学生が、介助を必要とする利用者に対し駅構内でボランティア活動するもので、この日は約20名の学生が講習に参加。車いすやホームにある非常ボタンの扱い方などを学びました。
法政大学が学生センター内に「ボランティアセンター」を有し、学生ボランティア活動のバックアップ、ボランティア活動を通じた近隣住民との連携を図っていることが、社会・地域貢献を重視するという東京メトロの方針と合致することから、東京メトロが声をかけたそうです。
それに対し、法政大学側でも学生から地域と日常的にふれ合えるボランティアをしたいという声があったことから、今回の活動が実現したとのこと。
この施策は、介助が必要な人でもより安全、便利に駅を利用できるようにするものですが、その先に学生ボランティアの力で「社会」を変え、「見守る目」をさらに強化、よりいっそう安全性を高めていく、という大きな目的があります。
いい取り組みですね!常用のくせに交番に警官、駅ホームは駅員が見当たらないですからね、
児童保育と同じに異性の問題がでそうですな!