ANA「七夕フライト」実施 短冊に書いた願い、すぐかなった乗客も!?(写真20枚)

ANAが羽田空港で「七夕フライト」を実施。浴衣のグランドスタッフたち、「七夕仕様」搭乗口、飛行機の下に書かれた文字などが年1日のイベントを盛り上げるなか、搭乗口付近の笹には微笑ましいもの、切実なものなど、さまざまな願い事がつるされていました。

浴衣を着たスタッフが歓迎 地面には「水文字」も

 全日空(ANA)が2017年7月7日(金)、羽田空港で「七夕フライト」を実施。搭乗口前に設置された笹へ、乗客が願いを込めた短冊をつるすイベントなどが行われました。

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浴衣姿のグランドスタッフたちが盛り上げたANAの七夕フライト(2017年7月7日、恵 知仁撮影)。

 つるされた短冊には「ケーキやさんになれますように」といったかわいらしいものから、「単位を落としませんように」といった切実なもの、そして「大切な人たちがみんな健康で幸せに過ごせますように」といったものなど、多くの願い事がありましたが、なかにはこんなものも。

「いつかひこうきにのれますように」

 搭乗口前の笹につるされていたその願い、おそらくすぐにかなったことでしょう。もしそこで本人が書いたとしたら、ですが。なおこれら願い事は、すべて原文のままです。

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搭乗口前に笹と、短冊に願い事を書く机を設置。
すぐにかなっただろう願い事。

 短冊にはこのほか、次のような願い事がありました。

「カープ日本一」
「おかし」
「LC500買えますように!!」
「たくさんのお酒がのめますように」
「マグロがつれますように」

 今回、ANAで「七夕フライト」が行われたのは、羽田発10時45分の那覇行き469便。沖縄の海へ釣りを楽しみに行く人が乗っていたのかもしれません。

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配布されたうちわとお菓子。
搭乗口のモニターも「七夕仕様」に。
ケータリングのトラックも「七夕仕様」。

 ANA469便が出発した羽田空港の61番搭乗口では、浴衣を着たグランドスタッフたちが乗客を歓迎。七夕らしい装飾が施された搭乗口を通り機内へ向かう人たちに、七夕デザインの焼き菓子といった記念品が配られました。

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「七夕仕様」の搭乗口で、乗客に記念品を配る浴衣姿のグランドスタッフたち。

「七夕」は屋外にも。ANA469便が出発を待っている場所、その地面に水で「HND ANA 2017 7 7 ★OKA 七夕だよ」との文字が書かれ、その横ではANAグループのスタッフが横断幕を持って乗客を歓迎。また、ケータリングのトラックや荷物のコンテナにも七夕のイラストを掲示。年に一度の「七夕」を盛り上げ、乗客を楽しませていました。ちなみに「HND」は羽田空港、「OKA」は那覇空港を意味します。

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地面には水で書かれた文字。
ANA469便を見送るスタッフたち。

 ANA469便は、514席を持つボーイング777-300型機による運行。手を振る浴衣姿のスタッフたちに見送られながら、ほぼ満員で沖縄へ飛び立ちました。

【了】

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Writer: 恵 知仁(乗りものライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

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1件のコメント

  1. いい企画の反面相変わらず人の願い事は強欲だな、