旧信越本線・横川~軽井沢間の廃トンネル、弾道ミサイルの避難場所に 自治体どう対応?

ミサイル着弾時、山のトンネルは有効?

 内閣府は弾道ミサイルが発射された場合の行動について、「できる限り頑丈な建物や地下に避難する」として、その「地下」の例に「地下街や地下駅舎などの地下施設」を挙げていますが、内閣府の担当者は、「今回のような山岳トンネルも避難場所として有効」だといいます。

「着弾の可能性が警告された場合には、建物がない場合でも物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守ったり、なるべく窓のない場所に移動してください。これは、着弾そのもののに備えるというより、着弾で起こる爆風や熱風に備えたものです。何もない場所で立ちっぱなしでいるよりは被害を防げると考えています」(内閣府の担当者)

 担当者によると、「避難場所の策定や、避難訓練の実施を自治体に呼びかけており、今後もこのような避難場所の指定は増えると思います」と話します。

【了】

この記事の画像をもっと見る(2枚)

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

4件のコメント

  1. このトンネルは緊急避難所が限界ですね。現状では。まあなにもしないよりはましだし。

  2. いいじゃないですか!よく紅葉時期に車で旧道を通りますが、確かに、あの廃線は変電施設やトンネルは使えそうですね、何もせんよりこのような形で廃線を生かす道は有効だと思いますね、正しく財産ですね、歴代の列車が走る姿は記憶や記録から消えることはなく、また観光地としても技術的な見方からも世界の方々にも見てもらいたいですね、また勝沼ぶどう郷辺りの旧線のトンネル遊歩道も何かしらに指定されているのでしょうか?

  3. 避難所を作るのは好いとして、収容人数が一定期間生存できるだけの食料だとか資源とかの手当はどうなのか? サバイバルは補給を考えないと意味がない。

  4. どうせなら、熊野平~軽井沢間の旧線路跡を遊歩道に整備して、横川から軽井沢まで歩いて行けるようにしてください。