【試乗】ダイハツ「ムーヴ」MC 新搭載「スマアシIII」ほか納得の「基本性能」とは(写真22枚)
ダイハツ「ムーヴ」が現行モデルにて2度目のマイナーチェンジをしました。同社先進安全技術「スマアシIII」に注目が集まりますが、試乗して見えた「ダイハツの軽」らしい走りにも要注目です。
2度目のマイナーチェンジ、6代目「ムーヴ」
ダイハツの主力車種である「ムーヴ」が今モデルで2度目のマイナーチェンジを行いました。
ムーヴは先代モデルで「スマートアシスト(スマアシ)」を搭載し(2012年12月)、当時軽自動車としては初めて衝突回避支援システムを実用化しました。そして今回は、その“スマアシ”が「II」から「III」へと進化したことを受け、これをバージョンアップすると共に、その内外装にも磨きをかけました。
まずスマートアシストIIIの進化を説明すると、その緊急ブレーキシステムが歩行者にも対応するようになりました。
これに加えて「車線逸脱警報機能」、いま話題となっている“踏み間違い”防止に役立つ「後発進抑制制御機能」、「先行車発進お知らせ機能」、そして暗い夜道での視界確保をスムーズにする「オートハイビーム」といった機能が装備されています。
また4つのカメラが車体の前後・左右を映し出すことによって、車体を上空から眺めたような映像をナビ画面に映し出して、縦列駐車や車庫入れをアシストする「パノラマモニター」も採用されました。
そして今回は、大きく進化した新型ムーヴのNAモデル「X」とターボモデル「カスタム RSハイパー」の“スマアシIII”装着車に試乗。このインプレッションと共に、「ムーヴ」の進化に触れてみたいと思います。
少し燃費から解放されて、エンジンに飯を食わせて仕事をキッチリさせる発想のほうが逆に実燃費は改善されるのではあるまいか?軽とは呼びにくい車重や、いかにも空気抵抗を受けやすい形、660ccと言う縛りの中では今が限界ではないでしょうか?