隣のバス停までわずか1m!? 1文字違いで並ぶふたつの停留所、なぜ?
ふたつのバス停が近すぎるワケ
「岩崎」「岩崎口」両バス停について、加越能バス氷見営業所に聞きました。
――両バス停はなぜあれほど近接しているのでしょうか?
あの場所は「岩崎口」ですが、道路工事のため、「岩崎」バス停をそこまで移設しています。
――バス停の時刻表では1分の差がありますが、どのように運用しているのでしょうか?
「岩崎」の車内放送はカットしています。こちらにお越しの方には「岩崎口」で下車いただくようご案内していますが、ご利用は多くはありません。
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本来の「岩崎」は、「岩崎口」から300mほど氷見市方面に進んだところで、源義経がにわか雨の晴れるのを待ったといわれる「義経岩」の前にあります。
富山県道路課によると、「岩崎」バス停の移設は義経岩付近で行われている国道415号の拡幅工事に伴うもので、工事期間は2018年3月までの予定。この近くでは「道の駅」の建設も進められており、「岩崎」バス停についてはもとの位置ではなく、その敷地内に移設することも検討しているそうです。
【了】
この位置関係になってしまうのであれば、一般的には移設ではなく休止になりますよね?
なぜ休止にしなかったのかを質問してもらいたかったですネ!
私もそれは思いました。
普通なら休止だと思います。
ただ、この位置に移設したのは安全確認等の審査を簡単にさせる為に既存のバス停を利用した。
と仮定すると、休止から再開までの書類審査等が面倒なのかな?
と邪推しちゃいます。
御上が許認可権を持つ以上。面倒ごとが多そうなイメージです。
バス停を廃止したり復活(増設)したりするときの許認可が移設と比べてべらぼうに煩雑なのかな、と勝手に想像していましたが現実にそんなことが有るのかもしれませんね
今はどうなってるか知らないけど、関東バス中野駅前と中野区役所の位置関係も不条理だった。
道路整備等の理由があったと推察されるが。
去年埼玉県白岡市の小川橋バス停と太平橋バス停(朝日バス 蓮田駅~高虫~菖蒲車庫間)がこの状態で置かれていた。小川橋修繕による停留所移動で今回の加越能バスと似た理由だったがこうしたケースは結構あるのかも知れない。
道路工事の為に停留所を移設するというケースはままあり、事業者は告知さえちゃんとすれば移設するのは工事する側なのでこの方が管理上楽なのだろう。
常設という事では、神奈川中央交通西の三56系統、三ケ木-月夜野線が停車する「東野」-「青根諏訪神社前」間も殆ど隣接に近い状態です(神奈中HPでは0.1kmとされていますが、そんなに距離はありません)。かつて、国道413号で道志経由で本栖湖へ出かけた際に通って、その近接さにびっくりしました(小生が中学生の頃だったので、30年以上前から)。なお「青根諏訪神社前」は昔は「局前」というバス停でしたが2007年3月に改称されています。