空港の地上支援スタッフ、どう育成? シミュレーター登場で訓練期間短縮のワケ(写真28枚)

飛行機の発着に欠かせない空港のグランドハンドリング(地上支援業務)ですが、そのスタッフ育成のためのシミュレーターが登場しました。どのようなものなのでしょうか。

空港をよりスムーズに運営するために

 ANAグループにおいて、羽田空港の運営とハンドリング作業を受け持つANAエアポートサービスは2017年10月4日(火)、日本で初となるトーイング・トラクターとパッセンジャー・ボーディング・ブリッジの訓練用シミュレーターを報道陣に公開しました。

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トーイングされるボーイング777-200(2017年10月4日、石津祐介撮影)。

 航空会社では、空港に到着した飛行機が次に出発するまでの準備作業時間は迅速かつ正確に行う必要があり、機体の誘導や手荷物の運搬、乗客や乗員の乗降など「グランドハンドリング(空港地上支援業務)」を行うスタッフの育成と技術の向上は、定時運航を維持する上において重要となっています。

 その作業のなかでも、航空機を駐機場からトーイング・トラクターで押し出すプッシュバックと、到着した航空機の搭乗口にパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ(PBB)の位置を合わせる訓練は、これまで航空機の運用がない深夜の時間帯に、実際の航空機や特殊機材を使用して訓練を実施していました。

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トーイング・トラクターによるプッシュバック作業のシミュレーター。
パッセンジャー・ボーディング・ブリッジのシミュレーター。
シミュレーターでは、時間帯や天候など様々な状況が再現可能。

 今回、ANAエアポートサービスが東急テクノシステムと共同開発し導入した訓練用の専用シミュレーターは、そうした訓練をより効率よく行うためのものです。これにより訓練期間の短縮と経費削減につながるといいます。

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