シェアするのはバッテリー? 電動モビリティの解答になるか、住商が石垣島で事業化へ

台湾のメーカーが製造するバッテリー交換式電動スクーターのシェア事業が日本に進出。交換用バッテリーの充電ステーションも整備されます。このシステム、充電という電動モビリティ全般の課題を解決するかもしれません。

電動モビリティ最大の課題を一気に解決?

――どのような点が画期的なのでしょうか?

 バイクにしろ4輪車にしろ、電動モビリティ最大の課題は充電です。旅先での充電には時間がかかりますが、このシステムでは可搬式のバッテリーを交換するだけですぐに走り出すことができます。今回の事業の本質は、バイクのシェアというより、バッテリーのシェアにあります。

――将来的にはどのように展開していくのでしょうか?

 4輪車を含め、Gogoro社以外のバイクやクルマでもバッテリーを共通利用できるようにし、電源のオープンプラットフォームの構築を目指します。

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Gogoro社製電動スクーターのイメージ(画像:Gogoro)。
交換式バッテリー用充電ステーション「GoStation」のイメージ(画像:Gogoro)。
電動スクーターの走行イメージ(画像:Gogoro)。

※ ※ ※

 住友商事によると、Gogoro社は台湾以外にも、2016年にドイツのベルリン、2017年にフランスのパリへ進出しており、石垣島が3番目の世界進出先です。石垣島では観光客とともにレンタカーの利用が増加し、駐車場不足が不足するとともに、二酸化炭素排出量の増加も懸念されているといいます。こうした課題を解決するためにガソリン車からの代替を促したいという石垣市と、住友商事の思惑が合致したことから、今回、このスクーターシェア事業にいたったそうです。GoStationの整備は、災害時における非常用電源の確保にもつながるといいます。

 Gogoro社によると、スク―ターは満充電で最大約100km走行が可能。バッテリー交換は約6秒で済み、台湾では1日あたり1万7000本が交換されているそうです。

【了】

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