新幹線、TVアニメに 実在車両モデルの変形ロボ『シンカリオン』 2018年からTBS系(写真34枚)

良純さんも感心の凝ったキャラクター設定 「E6こまち」は地上に強い

「車両の特徴が生かされているなと思いました。各新幹線の特徴がキャラにのっていくのが楽しみです」(石原良純さん)

『新幹線変形ロボ シンカリオン』には、実在する新幹線車両をモチーフにしたさまざまなキャラクターが存在。それぞれの車両が持つ特徴も生かされており、以下にその一部を紹介します。

「E5はやぶさ」

新幹線超進化研究所が開発した最初のシンカリオン。「カイサツソード」にウイングを合体させることで、必殺武器「超カイサツソード」に。胸部ユニットからビームを放つ「グランクロス」が最大の必殺技。実際のE5系には「グランクラス」という、グリーン車より上級の車両がある。

「E6こまち」

地上での運動性能は随一。障害物が多い場所や狭い場所でもスピードを落とすことなく駆け抜けていく。実際のE6系は「ミニ新幹線」タイプの車両で、高架を行く新幹線のほか、地上を行く在来線も走る。

「N700Aのぞみ」

変形システム「アドバンスドモード」で、性能はさらなる高みへ。「クルマドメシールド」で防御し、巨大な「アドバンスドアーム」から放たれる「ドラゴンナックル」で敵を粉砕。実際のN700A、その「A」は「アドバンスド(Advanced:進歩した)」が由来。

Large 171007 shinkarion 02
日比谷公園の「鉄道フェスティバル」は年に一度の恒例行事。さまざまな鉄道会社が出店する(2017年10月7日、恵 知仁撮影)。

 ちなみに、石原良純さんが好きな新幹線車両はE7系で、おいしい日本酒を置いているそのグランクラスはお気に入りとのこと。また、オススメの鉄道路線は「山の飯田線、海の五能線。これからの季節は、紅葉のトンネルを抜け渓流を渡る飯田線(豊橋~辰野)です」だそうです。「第24回 鉄道フェスティバル」は10月8日(日)も日比谷公園で開催され、無料で入場できます。

【了】

この記事の画像をもっと見る(34枚)

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。