トヨタ新型タクシー車両「JPN TAXI」出発 実用にかなった独創的デザインのワケ

タクシーを街のアイコンに

 出発式で挨拶に立った一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会会長兼一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会会長の川鍋一朗さんは、2020年の「東京オリンピック」までに、東京のタクシーの3台に1台をこの「JPN TAXI」にすると話しました。

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エンジンは1.5L LPGハイブリッド。グリーンキャブ(東京都新宿区)の運転手は「お客様を乗せても加速が鈍らない」と話す(2017年10月23日、乗りものニュース編集部撮影)。

 トヨタの豊田章男社長は「(タクシー各社さんには)早く買い替えていただいて、地方にも(その動きを)流していただく。そうすると日本の景色も変わる」といいます。

 また、石井 啓一 国土交通大臣は「ニューヨークのイエローキャブ、ロンドンのブラックキャブのように、タクシーが日本の街のアイコンに育っていくことを期待している」と話しました。

「深藍」と名付けられたボディカラーの新型「JPN TAXI」。今後少しずつ、街中で見かける機会も増えていくでしょう。

【了】

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コメント

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4件のコメント

  1. ロンドンで見たことのあるような無いような。

  2. 車輌そのものの更新もだけれど、交通系ICカードのリーダを普及させて欲しい。
    可能なら1年以内に法人タクシーの全車くらいに。
    運賃の支払いで細かい金を出す手間がなくなるから、能率も良くなる。

    • 確かに電子マネーが使えると便利ですし、私も使いますが、Suica等の決済手数料3~5%は結構馬鹿にならないと思います。
      その為、一部の会社では手数料を運転手持ちにしてるとかしてないとか…

      JRからすれば競合機関でも有るので、国交省と経産省等が音頭を取って、手数料軽減策や運転手転嫁規制をやって欲しいとは思います。

  3. ロンドンのタクシーを「思わせますが、と二かう天井が高く、スライド式ドアで乗りやすく快適でした。
    すべてがそろうのには時間もかかるでしょうがハイブリッドで料金も抑えられそうなので期待します。