クルマはどうなればクロスオーバー? ホンダ「フィット CROSS STYLE」に見るその一線(写真11枚)

キーワードは「タフ」「アクティブ」

 ホンダアクセスへ取材を申し込んだところ、さっそく実車を用意してくれました。「フィット」の「ハイブリッド F」グレードをベースに、「クロススタイルパッケージ」を含む以下のアクセサリーを装着したものです。

<クロススタイルパッケージ>
 ・ロアガーニッシュ フロント/リア/サイド
 ・ボディサイドモール
 ・ホイールアーチ
 ・テールゲートデカール
<他アクセサリー>
・フロントグリルカバー
・アルミホイール 15インチ MG-020/ホイールナット
・LEDフォグライト/取付アタッチメント

 上記「クロススタイルパッケージ」に含まれるものは単品でも販売されていますが、パッケージ価格として割安に設定されています(単品合計15万5520円が13万8240円、価格はすべて税込)。

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担当デザイナーの隈 泰行さんと「フィット クロススタイル」(2017年11月7日、楠堂亜希撮影)。

 さて、そもそも「フィット」を、なぜこのようなスタイルにしようと思い立ったのでしょうか。担当デザイナーであるホンダアクセスの隈(くま)泰行さんは、「『フィット』は幅広いユーザーにご支持いただいていますが、最近はシニア層の購買比率が増加しています。そのため、余裕のあるダウンサイザー(編集部注:比較的大きなサイズの乗用車などからコンパクトカーや軽などに乗り換える人のこと)をターゲットに、個性的で大人にも満足されるものを、というコンセプトで開発しました。ターゲットとしたシニア層はアクティブで多彩な趣味を楽しんでいる方々が多いので、タフでアクティブなイメージのクロスオーバースタイルを選んでいます」と話します。

 また冒頭に記したように、「東京モーターショー2017」のトレンドもそうでしたが、カスタマイズにおけるそれもスポーツタイプのほか、SUV志向が高まっている傾向があるとし、「他社コンパクトカーにもクロスオーバーグレードが設定されています。『フィット クロススタイル』は純正アクセサリーでの『フィット』のバリエーション幅を広げるものとして提案しています」といいます。

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コメント

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1件のコメント

  1. わたしの要望!
    マツダの新型コスモを、デビューさせて下さい❗