クルマはどうなればクロスオーバー? ホンダ「フィット CROSS STYLE」に見るその一線(写真11枚)

その一線はタイヤ回りにあり?

 そして本題の、ハッチバックからクロスオーバーになるラインはどのあたりか、という問いに対しては、「やはりタイヤ回りの力強さでしょうか」と答えてくれました。

 隈さんのいう「タイヤ回りの力強さ」は、具体的には特徴的なデザインの「ホイールアーチ」を中心に表現されています。車高を高く見せ、また上部の凸部分にごくわずかながらも角度をつけることで立体的な視覚効果(フェンダーがボディから外に突き出しているように見える)が生まれ、これに15インチアルミホイールを合わせることで「タフな印象を与えています」といいます。さらに「ロアガーニッシュ サイド」「ボディサイドモール」などにつや消し黒を採用することで、「タフな道具感」を高めているとも。もちろん見た目だけでなく、「傷を目立たなくするプロテクターとしての役割も担っており、SUVならではの機能を狙っています」とのことです。

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凸部分が特徴的なホイールアーチ。
つや消し黒が「タフな道具感」を演出。
「タイヤ回りの存在感や、車高が高く見えることを狙ったデザインに注目してほしい」とホンダアクセスの隈 泰行さん。

 ちなみに、「フィット」というクルマのキャラクターをここまでガラリと変えてしまう「クロススタイルパッケージ」ですが、ホンダの先進安全技術「Honda SENSING」搭載グレードにも対応していました。車高などは変えておらず、センサーなどへの影響はないとのことです。

 とはいえ一般論として、昨今の先進安全技術は「かなり純正アクセサリーの仕様に影響があります」(隈さん)といいます。

「純正アクセサリーは、車両本体と同時開発の強みとして、車両開発段階から安全技術との整合性を確認して開発しています。たとえばサスペンションで車高が変わると、『Honda SENSING』の安全作動に影響が出ることがあります」

 ホンダアクセスのカスタマイズブランド「Modulo X」では、車種によって車高が変更されるため、その場合「Honda SENSING」の作動すべてを確認しているとのこと。さらにバンパーやフロントグリルの形状、色、素材もミリ波レーダーの反応に影響が出るため、考慮して設計し、安全性を確保しているそうです。

【了】

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コメント

1件のコメント

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