エコノミー往復4万、ビジネスでも9万円! ANA、マレーシア行きロングステイ向け新運賃発表

年々拡大する日本人の「ロングステイ人口」

 現在、日本人のロングステイ人口は年間およそ158万人と年々拡大しており、ANAもロングステイ希望国・地域ランキングで11年連続1位のマレーシアのロングステイ需要に着目し、「取り込めていなかったニーズを、新たに取り込んでいく」(ANA)構えです。

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マレーシア行きロングステイ向け新運賃を説明する、ANAマーケティング室の平田郁子アシスタントマネージャー(2017年11月20日、乗りものニュース編集部撮影)。

 ANAはこれまでにも、北米や欧州、アジア・オセアニアに長期滞在するビジネスマンなどを見据えた運賃設定(65日から1年)を行っていましたが、ロングステイをイメージしたのは今回が初めて。そのため、このたびの第一歩を「未知の世界」としつつも、現在「8割程度」というマレーシア線の搭乗率を生かしつつ、「どのくらいニーズが増えていくのかを見ながら、運賃形態を今後増やしていく」と展望を描きます。周辺各国への拡大についても「ニーズを見て検討していきたい」とのこと。

 今回の新運賃について、ロングステイ財団の弓野克彦理事長は「マレーシアは物価が安く、日本から近く、気温が暖かいので、ロングステイ人口の底上げにつなげられたら」と期待を寄せています。

 また、マレーシア政府観光局のアズラン支局長は自国の魅力を「治安や政治、経済状況が安定しており、生活のコストも安いです。インフラや医療も高い水準です」とPRしています。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. これは安いなぁ、特にビジネス。

    マレーシア航空のアップグレードオークションは結構ドキドキするので、最初から安いと助かるな…と思ったら東京のみかぁ。残念。