三菱重工、船舶事業再編で3代目「三菱造船」誕生へ 2018年1月1日設立

三菱重工はかねてより公表していた船舶事業の再編に関し、2018年1月1日に設立する新規完全子会社2社の社名を発表、3代目「三菱造船」が誕生します。

「三菱造船」初代は1917年

 三菱重工は2017年12月1日(金)、かねてより公表していた船舶事業の再編について、事業移管先の2018年1月1日に設立する新会社の社名が、「三菱造船株式会社」(Mitsubishi Shipbuilding Co.,Ltd.)と「三菱重工海洋鉄構株式会社」(Mitsubishi Heavy Industries Marine Structure Co.,Ltd.)に決まったと発表しました。

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かつては戦艦「武蔵」も建造した三菱重工の長崎造船所(2014年2月、恵 知仁撮影)。

 三菱造船は神奈川県横浜市に本社を置き、フェリー、貨客船、RORO船、特殊船、巡視船等船舶の設計、製造および修理を事業とする従業員約900人の会社になります。三菱重工は「今回の再編では、下関・長崎等の造船拠点の総力を結集し、造船専業の事業会社を設立することから、この歴史と伝統のある『三菱造船』という名前を冠称させることにしたものです」といい、フェリー、官公庁船などの高密度艤装船を伸ばすとともに、環境対策の分野でも社会に貢献し、持続的な発展を目指すとしています。

 もう一方の三菱重工海洋鉄構は長崎県長崎市に本社を置き、大型船の建造、海洋鉄構構造物の製造および修理を事業とします。従業員は約600人で、「長崎造船所香焼工場のリソース(設備・人)と技術を活かし、大型船を引き続き建造するとともに、新燃料対応ユニットや海洋鉄構構造物等にも取り組んでいきます」(三菱重工)とのことです。

 三菱重工は「これら2社と緊密に連携しながら、その事業展開を全面的に支援していきます」としています。

【了】

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