特急「ロマンスカー」に新車70000形「GSE」登場! 「眺望」に工夫、この窓の大きさ!(写真100枚)
車内は居住性をかなり意識 全車両に揺れ抑えるメカも
特徴(3)居住性アップ
小田急電鉄の星野晃司社長は「GSE」について、居住性をかなり意識したといい、車内Wi-Fiがあるほか、全席へコンセントを設置。トイレは温水洗浄機能付きで、増加する訪日外国人への対応から、客室にラゲッジスペースが用意されます。
全車両に、揺れを低減する「電動油圧式フルアクティブサスペンション」を備えていることも大きな特徴です。
ちなみに車内Wi-Fiでは、沿線情報やエンターテイメントほか、列車の展望ライブ映像も楽しめます。
通勤需要にも対応
「GSE」は、テーブルは10kgまでOKでWi-Fi、コンセントを備えるほか、同じく展望車を持つ50000形「VSE」より定員が約40人多くされているなど、観光のみならず、通勤需要に対応できるのもポイントです。
新宿と箱根を両端とする小田急、同社の星野社長は、土休日は観光需要、平日は通勤需要もと、こうした“特殊な車両”を効率よく使えるのが同社の利点と話します。
製造費用は、2編成14両で約40億。2018年3月中旬に、まず1編成が営業運転を開始する予定です。
【了】
Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
無理どころか不可能を承知で言えば、年数回の臨時でよいからあさぎり号投入を希望。長さ的には無理ではないはず。
見るからに名鉄のパノラマカー
それをいったら・・・いや、申し訳ないがパノラマカーの方が特急らしさがあったぞ。少なくとも外観では。
前面部のサイドをグレーにした理由が分からない。このせいで全面から側面への連続性が損なわれている。
いっそ黒にするか、車体と同じ色にした方が統一感が取れるのではないだろうか。
それと今までのロマンスカーに比べて変に角ばり過ぎて優美さが感じられないのが難点。
加えて前述のグレー部分が全体的にチープな印象を持たせてしまい中途半端さは否めないと思う。
悪いが到底フラグシップ車両としての立ち位置にはなれない、まだVSEの方が良いのでは。
LSEは前面ガラスに仕切りはあるものの視界はVSEより開けた感覚だったけどね、新型も左右の柱が太そうだからどうなんでしょうね?それとこの色彩は現金通行の昔の料金所のしゃれたBOXか?はたまたグループのロープウェイか?ケーブルカーか?
箱根登山アレグラ号のデザインコンセプトをそっくり踏襲したように見えた。
写真が多く大変イメージしやすいです。
で、見た感じVSEと二枚看板とは言ってもEXE寄りに感じました。
居住性や開放感等は実際に乗ってみないと判断できないですしこれはこれで満足するかもしれませんが通勤需要もとりいれるとやっぱり妥協もあるのか車内設備的なわくわく感はVSEに遠く及ばない印象ありますね。
そういえば今は特に連接必要ないのかな?乗車中に味わう連接台車の特徴ある音が好きなのですが。
EXEに比べてMSEの側窓が小さく(高さ方向)なっていることに不満を感じていた。再び拡大傾向に転じたのは非常に嬉しい。
やはり観光列車は景観が良いのが売りになるからね。
旧箱根ロープウェイはLSEの塗装よりでしたがね、ただ、あたしらの世代のいかにも特急デザインが去っていくのはチト寂しい
何だかんだでグッドデザイン賞とブルーリボン賞をかっさらうんだろうな。
非・鉄ちゃん的にはそんなに評判は悪くないよ。また、表向きには酷評していても、実は内心「お~っ、カッコいい」と思っている鉄ちゃんも少なくないだろう。小田急がらみのネタは、なぜか鉄ちゃんはツンデレになる。
個人的には「お前、勤め予定先は本当に小田急なのか?名鉄じゃなく?」というツッコミをいまだに禁じ得ない(笑)
GSEの色彩について
わたしは好感もてますね。
観光車両ですからワクワクするような暖色系が相応しい。
MSEのブルーは冷めたイメージ、観光用には向かない感多いにあり。
GSEは赤系基調、バーミリオンオレンジのアクセントが入り小田急色、ロマンスカー色が継承されており大変喜ばしく思っております。
小田急はブルーだけじゃない、赤系をもっとこれからは強調して欲しい。イメージが大切だと思います