JAL「コンコルド」の夢再び! 最新技術の超音速旅客機、米西海岸日帰り実現は意外と近い!?

巡航速度マッハ2.2、時速換算で2335km/hという超音速旅客機を開発するアメリカのベンチャー企業と、JAL(日本航空)が資本業務提携で合意しました。一度はあきらめた「超音速」の夢、JALはどのように実現するのでしょうか。

アメリカ西海岸が日帰り可能に!?

 航続距離8334kmというこの超音速旅客機ですが、この数字はどういったラインにあり、どのような運用が考えられるのでしょうか。

 東京からのおおまかな距離でいうと、たとえば西方面だとロシアのモスクワが約7500km、スウェーデンのストックホルムが約8200kmです。東は、アメリカ西海岸のシアトルが約7700km、ロサンゼルスが約8750km、南は、オーストラリアのシドニーが約7800km、メルボルンが約8200kmになります。

 JALによると、たとえば現状で9時間程度を要するアメリカ西海岸は、「超音速旅客機であれば、4時間半から5時間程度で行けるのではないか」と話します。この所要時間であれば、東京からの日帰りも現実味を帯びてくるでしょう。マッハ2.2を出すのは洋上飛行時とされていることからも、太平洋で隔てられたアメリカ西海岸への運航は適しているかもしれません。

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ブーム社が開発する超音速旅客機のイメージ(画像:BOOM TECHNOLOGY)。

 かつての超音速旅客機「コンコルド」も、超音速での飛行はほぼ洋上に限られていました。飛行時の機体から発生する「ソニックブーム」と呼ばれる騒音が、時に地上の窓ガラスを揺さぶるほど強烈だったからです。アメリカでは本土上空での超音速飛行が禁止されていました。

「コンコルド」はイギリスとフランスの企業が共同で開発し、巡航速度マッハ2.02(2145km/h)という超音速旅客機です。初飛行は1969(昭和44)年3月。これに先立つ1968(昭和43)年12月には、ソ連(現・ロシア)で開発されたツポレフTu-144という超音速旅客機が初飛行を遂げていますが、この機材は結局わずかな期間、貨物機としてのみ使われ運航を停止したため、「コンコルド」は実質的に、旅客用として使われた史上唯一の超音速旅客機といえます。

 また、同時期にアメリカでも、「コンコルド」を上回る巡航速度マッハ2.7を目指したボーイング2707が開発されていましたが、先述した「ソニックブーム」の問題などから計画が中止されています。

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コメント

7件のコメント

  1. ベンチャーで型式証明取れるんかいな?

  2. どう考えても無茶すぎ。機体構造も空気圧縮熱にアルミが耐えるかどうかが微妙、針路変更や加減速や旋回、上昇下降にも時間がかかる(G対策)。燃費や航続距離も不可能に近いし整備点検にも手間隙がかかりすぎ。余談だが、鶴丸コンコルドらしい機体はかつての野球マンガ「アストロ球団」の少なくともラストシーンには出てきたような気が(あるいは他機の空似?)

    • 最も高温になるコーンと翼前縁はアルミではなく炭素複合材使うつもりのようです。

      温度は150℃程度らしい。

  3. 時代が進んでも科学技術の発達が切り開く明るい未来を阻むのは法律と経済の問題か

  4. 日帰り出張って、在来線のこだま登場時みたいに、車輌=機体が可能になるってだけの話でしょ? 

    誰かそんなアメリカ日帰り出張なんて、意味のないことするのかね?

    60年も経って、同じ論法はやめてよ。

    • しかも人数50人前後。コストパフォーマンス極悪。エンジンもアフターバーナー付き、内装も重量制限からお・も・て・な・し、とは真逆。開発した人の正気を疑う。

  5. 超音速機なんて時代遅れ。

    そんなもん需要はない。

    コンコルドやツポレフTu144の失敗から何も学んでない。

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