ANA、CA接客スキルコンテスト開催 個人部門、8000人から「OMOTENASHIの達人」決まる(写真25枚)

「サービスには終わりがありません」

「チーム部門」のコンテスト終了後、会場を移して「個人部門」のコンテストが開始。ANA約8000人のCAのなかから投票で選ばれた「フレッシャーズ(2014年以降に入社)」4人、「エキスパティーズ(2013年以前に入社)」4人が国内線・国際線のさまざまなシチュエーションのなかで、老夫婦や子連れ夫婦、ビジネスパーソン、外国人などの乗客に扮した社員への応対を通し、その内容を競いました。「個人部門」では「チーム部門」と比べて、「印象面」に重きを置いた審査が行われました。

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左から「フレッシャーズ」優勝の小林さん、「こめざんまい」の井上さん、坂井さん、浅野さん、八尾さん、「エキスパティーズ」優勝の貝塚さん(2017年12月8日、乗りものニュース編集部撮影)。

「チーム部門」は「こめざんまい」が「ニコニコ E-girls」を下し優勝。「個人部門」の「フレッシャーズ」は、子連れ夫婦にミルクを提供したり、外国人客に日本のコスメ情報を提供していた乗務第2課の小林めぐみさん(2014年度入社)、「エキスパティーズ」は、妊婦の乗客に自身の子育て体験を交えながら対応したり、酒蔵経営者の乗客にロンドンの日本酒情報を提供していた乗務第1課の貝塚薫さん(1987年度入社)がそれぞれ頂点に立ちました。

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コンテスト出場者に進呈されるピンバッチ(2017年12月8日、乗りものニュース編集部撮影)。

「こめざんまい」チームは井上衿菜さん、坂井桂子さん、浅野杏奈さん、八尾はるみさんの4人で、その最年少メンバーである井上さん(2014年度入社)は表彰式で、「サービスには終わりがありません。先輩方の良いところを吸収しながら、ANAファンを作っていきたいです」と受賞の喜びを語りました。

「個人部門」の「フレッシャーズ」で優勝した小林さんは、「私は小さいころから得意分野がなく、『1位』に縁遠かったので驚いています。どんなにおいしい食事を提供しても、最終的にお客さまが『もう一度ANAに乗ってみよう』と思うのは、人と人とのつながりや会話だと思っておりますので、これからも日々精進していきたいです」と喜びをにじませました。

「エキスパティーズ」で優勝した貝塚さんは、「(ANAには)色々なCAがいて、それぞれ良いところを持っています。色々なCAがいると、色々なお客様の満足度を上げることができます」と今後の展望を語りました。

 伊東 裕取締役執行役員は「何よりも素晴らしかったのは、皆さんが自然体でおもてなしをしているのが伝わってきたこと。皆さんの心の中にあるANAの『DNA』が出ていたのでしょう」と総評を述べました。

【了】

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1件のコメント

  1. 快適な空の旅の究明は終わらない