「暗くなる銀座線」再現 消える室内灯、予備灯だけの車内 東京メトロ、特別列車を運行(写真30枚)

かつて地下鉄銀座線では、ポイント通過時などに室内灯が消え、予備灯がともることがありました。その様子を21世紀の電車で再現する特別列車を、東京メトロが運行。1000系特別仕様車両の「イベントモード」が初めて一般に披露されました。

駅付近でちょくちょく消えていた、地下鉄銀座線の室内灯

室内灯が消え、予備灯がともる光景が再現された「銀座線タイムスリップ」(1分31秒)。

 駅付近で、車内の電気が消える――。

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室内灯が消え、代わりに予備灯がともった銀座線特別列車の車内(2017年12月17日、恵 知仁撮影)。

 東京メトロが2017年12月17日(日)、地下鉄開通90周年を記念したイベント「TOKYO METRO 90 Days FES!」のスペシャル企画として、「開通当時にタイムスリップ」する特別列車を銀座線で運行。同線で1993(平成5)年まで見られた光景「消える室内灯」を再現しました。

 日本の地下鉄は1927(昭和2)年12月30日、現在の東京メトロ銀座線 浅草~上野間が「東洋唯一の地下鉄道」として開通したことに始まります。

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右側の少し高いところにあるのがサードレール(2017年12月17日、恵 知仁撮影)。

 銀座線の電車は、運行に必要な電気を上空の架線ではなく、線路脇のサードレールから取ります(第三軌条方式)。このためかつて、駅付近のポイント通過時など、サードレールが途切れる場所で一時的に停電状態となり、室内灯が消灯、代わりにバッテリーを電源とする予備灯がともる、という光景が日常的に見られました。

 現在、銀座線を走っている1000系電車は対策がなされ、そうした場合でも室内灯は消えません。しかし2編成だけある、90年前の地下鉄開通当時の電車(旧1000形)を模した「特別仕様車両」は、予備灯をあえて用意。往時の「消灯」を再現できる「イベントモード」を備えています。

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銀座線1000系電車の特別仕様車両。90年前、地下鉄開通時の電車を模した内外装になっている(2017年1月、恵 知仁撮影)。

 今回はこの「特別仕様車両」を使い、「消える室内灯」が再現されました。その「イベントモード」が一般に披露されたのは、このたびが初めてです。

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コメント

3件のコメント

  1. 丸ノ内線で車内が予備灯だけになったのは銀座線から転属した100形や2000形のみで、丸ノ内本線用の300~500形は、予備灯は点くけど車内の蛍光灯はバッテリーを積んでいるので消えなかった。もう少しお勉強してから記事を書いて欲しい。

    • いまの時代って、ちゃんとした知識を積み重ねていなくてもプロを名乗れてしまうんだね。怖い怖い。

  2. 平日の朝夕の通勤通学ラッシュ時間帯以外は「室内天井灯のLED照明は電球色で常時点灯・予備灯の点滅あり」のモード設定に出来ないものかな。これなら室内灯が消えた瞬間に「何かあったの!?」と乗客が動揺する事が無いだろうし銀座線名物になってオフピーク時の利用者が増えるんじゃないかな。