羽田~バンコク線を増便、宮古・石垣への直行便拡充 ANA2018年度事業計画

ANAグループが2018年度の航空輸送事業計画を発表。羽田~バンコク線の増便や宮古・石垣への直行便拡充などが予定されています。

エアバスA321neo型機を国内線に順次導入

 2018年1月18日(木)、ANA(全日空)グループが2018年度の航空輸送事業計画を発表しました。

 国際線は、3月から成田~成都線、羽田~香港線を増便。また、羽田空港の深夜・早朝時間帯を活用し、6月から羽田~バンコク線も増便します。

 機材はビジネスクラスのフルフラットシートとプレミアムエコノミーサービスを提供する路線を、アジアにおいても引き続き拡大。あわせて、日本初導入でハワイ路線に投入予定の世界最大の旅客機エアバスA380型機や、ボーイング787型機シリーズの最新モデルであるボーイング787-10型機を新たに受領し、2019年春から運航する計画です。

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ANAグループが2018年度の航空輸送事業計画を発表。写真はイメージ(2017年1月、恵 知仁撮影)。

 国内線は、先島諸島の旺盛な需要を背景に、中部~宮古線、福岡~石垣線を通年運航化。また、東京・大阪・名古屋に続き、福岡からも宮古への直行便(期間運航)を開設します。3月から岡山~札幌線も再開。一方、石垣~宮古線は休止します。

 機材は、全席にシートモニターを装着したエアバスA321neo型機を順次導入。2018年度末までに11機体制とします。

 なお、2018年4月には「機内Wi-Fiインターネット」を無料化。対象機種はB777、B787、B767、B737-800、A321型機で、その機内入り口に「ANA WiFi Service」のマークが表示されている便の全クラスで使用できます。B737-500、B737-700、A320、DHC8-Q400型機、国際線機材で運航される便は対象外です。

 貨物便は、近年需要が増加している九州発貨物の輸送利便性を高めるべく、北九州路線が新たに開設されます。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. それよりも関空の787などサービス改善をさっさとしろよ。