杖、袈裟、うどん…すべて「忘れ物」 独特すぎる四国の鉄道遺失物事情とは

そんなものまで!? 四国ならではの忘れ物事情

 忘れ物の品目については、東京メトロとJR四国とで違いがあるのでしょうか。JR四国に傾向を聞きました。

――忘れ物はどのようなものが多いでしょうか?

 やはり最多は傘で、2016年度はおよそ2割を占めました。以下、メガネや帽子、手袋などの装身具類、書籍・文房具類と続きます。

――最近増えている忘れ物はありますでしょうか?

 スマートフォンやタブレット端末などでしょう。2016年度における携帯電話類の忘れ物件数は2454点で、書籍・文房具類の2752点に近い値です。

――珍しい忘れ物は?

 四国ではお遍路さんが列車を利用されることもあり、そのような方が身に着ける金剛杖や袈裟(輪袈裟)などは、四国ならではの忘れ物といえるかもしれません。特に2016年は、通常の巡礼と逆の順路で回る「逆打ち」をすると縁起が良いといわれた年で、多くのお客様が訪れました。また、香川名物であるうどんや骨付き鳥などのおみやげ品が、忘れ物として届くこともあります。

※ ※ ※

 ほかに近年の珍しい忘れ物としては、ダイヤの指輪やギター、礼服、入れ歯、卒塔婆などもあったそうです。

 JR四国は、忘れ物をした際は「できるだけ早く最寄りの駅か乗務員にお申し出下さい」とする一方、時間が経過してから忘れ物に気付いた場合でも、「ご利用になった列車の終着駅にお問い合わせいただくと早期発見できる場合がございます」としています。

【了】

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