小田急バスのIC全線定期券、小田急線各駅でも購入可能に 新ダイヤにあわせ連携強化

小田急バスや小田急シティバスで使える小田急バスIC全線定期券が、小田急線各駅の券売機と定期券発売窓口で発売。同券はこれまで、小田急バスの各営業所や案内所のみで発売されていました。

取り扱いはPASMOのみ

 小田急電鉄が2018年3月17日(土)から、小田急バスと小田急シティバスで使える小田急バスIC全線定期券を、小田急線各駅の券売機と定期券発売窓口(小田急トラベルを含む)で発売します。

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小田急バスと小田急シティバスのイメージ(画像:小田急電鉄)。

 これまで小田急バスIC全線定期券は、小田急バスの各営業所や案内所のみで発売されていましたが、小田急電鉄は「複々線完成に伴う新ダイヤにより、鉄道の『混雑の緩和』『時間短縮』などが図られることを契機に、お客さまに選ばれる路線として、沿線のバスをご利用のお客さまのさらなる利便性向上を目的に小田急バス・小田急シティバスと連携する」といいます。

 小田急バスIC全線定期券の金額は、大人通勤の1か月が9110円、3か月が2万5960円、6か月が4万9180円。子ども通学の1か月が2400円、3か月が6830円、6か月が1万2950円などです。

 取り扱いは「PASMO」のみ。一体型PASMOは定期機能付きに限ります。新規・継続とも14日前から発売で、払い戻しは小田急線各駅で購入したものに限ります。

【了】

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4件のコメント

  1. あの雪だから今日の関東では運休だよな?

    • 小田急は、ロマンスカー以外は通常運行。(5:50現在)

  2. 小田急電鉄は、グループのバス事業再編を行う時期ですね。

    神奈川中央交通、江ノ島電鉄を完全子会社化して前者は上場廃止。立川バスは小田急電鉄の直接の完全子会社化。
    江ノ島電鉄はバス事業の管理部門の受託業務を江ノ電バス横浜及び江ノ電バス藤沢に事業譲渡。
    神奈川中央交通は会社分割で持株会社化して「小田急バスホールディングス」に商号変更、各社を傘下に。
    横浜、舞岡営業所は江ノ電バス横浜に吸収分割の上で京浜急行電鉄に同社を売却し京浜急行バスに三角合併。
    戸塚、中山営業所は相鉄ホールディングスに売却し相鉄バスに三角合併。中山営業所は東京急行電鉄に売却して東急バスに三角合併も可とします。
    江ノ電バス藤沢は神奈川中央交通東に合併。
    立川バスは西武ホールディングスに売却して西武バスに三角合併。
    小田急箱根高速バスが小田急バス、小田急シティバスを吸収合併して小田急バスに商号変更、神奈川中央交通町田営業所を吸収分割で承継。
    小田急バス吉祥寺、武蔵境営業所及び神奈川中央交通多摩営業所は会社分割で京王電鉄に売却、京王電鉄バスに承継。吉祥寺、武蔵境は京王バス東、多摩は京王バス南で。

  3. 鉄道はとにかくバスだけでも共通運賃はやるべきだと思う。
    鉄道の共通運賃は事故を誘発するので賛成出来ない(時間だけの競争になるから。)が、路線バスは鉄道みたいな競争原理は働かないから、共通運賃でも問題ないと思う。