「トンネル駅」にも停車…えちごトキめき鉄道の観光列車「雪月花」コース・時刻変更
気分は「探検」? 要望多く停車実現
「雪月花」は、窓を大きくするなどして景色を見やすくした観光列車です。それにも関わらず、外の景色が見えない「トンネル駅」の筒石に停車するのはなぜなのでしょうか。
「トンネル駅」は全国的にも珍しく、地下鉄の駅を除くと筒石駅やJR上越線の土合駅(群馬県みなかみ町)など5駅しかありません。しかも、複線のトンネル内でふたつのホームが向かい合うように設置されているのは、全国でも筒石駅ただひとつ。希少性が高く、えちごトキめき鉄道は「鉄道ファンにはもちろんのこと、地元の皆様にも親しまれております」としています。
また、地上の駅舎とトンネル内のホームは約300段の階段で結ばれています。コンクリート製の階段は長い年月でこけむしており、ちょっとした探検気分を味わえるといいます。
こうしたことから、「雪月花」を筒石駅に停車させて欲しいという声が多く、ダイヤ改正にあわせてその要望が実現することになりました。なお、絶景ポイントでの減速など乗客向けのサービスは引き続き実施するとのことです。
【了】
Writer: 草町義和(鉄道ニュースサイト記者)
鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。
新清水トンネルの他にもこんな駅が有ったんだ、知らなかった
改札口からホームまでそれほど深くないからかな。いつかトンネル駅サミットというものを開いてほしい。しかし、「雪月花」って、「きらら」の拡大非電化版と思うくらいに似てる。
テレビのニュースで見ましたが雪月花という赤い電車とてもステキ絶対乗って見たいです詳しいこと知りたいです