車体が大きくても「ミニバン」のナゾ どんなクルマを指す?
なにをもって「ミニ」なのか その由来は
日本では1990年代から「ミニバン」という言葉が使われはじめたようですが、その起源はいつで、本来はどのような意味だったのでしょうか。自動車ライターの大音安弘さんは次のように話します。
「アメリカのクライスラーが、1983(昭和58)年に発売した『ダッジ・キャラバン』(編集部注・ダッジはクライスラーのいちブランド。同様にクライスラーの別ブランドであるプリムスでは『ボイジャー』としてラインアップされていた)を、『フルサイズバン』に対する『ミニバン』として提唱したのが始まりとされています。このクルマは現在のミニバンと比べれば大きいですが、フルサイズバンよりは小さく、以後、ミニバンは家族向け乗用車のいちジャンルとして確立していきました」(大音さん)
一方このころ、日本では日産が現在の「ラフェスタ」の前身である「プレーリー」を1982(昭和57)年に発売しています。ボンネットのあるタイプで、3列シート、後部両側スライドドアを備えていたこのクルマを、日産は現在、自社ウェブサイトで「ミニバンの草分け」として紹介しています。
大音さんは、「『プレーリー』は、発売当時から『ミニバン』として売っていたわけではありませんが、ステーションワゴンとワンボックスワゴンの中間のような位置づけのクルマですから、当時、日産とクライスラーとで同じようなことを考えていたのでしょう」と話します。
【了】
車が大きくてもなぜミニバンというのでしょうね。わたしが思うには、軽自動車の1BOXのがミニバンというイメージがします。
例えば、360CC時代のホンダ・ステップバン
つまりは、アメリカサイズから見てのミニであって、日本からすればミニでも何でもない。だから言葉に騙されて道幅ほぼ一杯の車をほいほい買わされて、少し狭い道でのすれ違いができないと相手の腕のせいにする。あるいは、狭い道に停めて迷惑をかけているという自覚がないわけだ。
そろそろ隣の車が小さく見えるような車を買うのはやめよう。
その通り。
隣の車との比較より、自分の運転技術に見あったサイズのクルマを買おう。大きいクルマほど前後左右きっちり寄せてもらわないと、周囲には迷惑なのだから。
「おおきいことはいいことだ」ではなく、大きい事にはデメリットもある事に、購入前に気付こう。
トヨタのノアやアルファードときたらクロネコの宅配のバンより最小回転半径のデカイ小回り効かないメタボ車なのにミニバンとはね~?実際にクラウンやセルシオより小回り効かない使えないミニバン?ですね
三菱・シャリオ「…」
Wikipediaの「三菱・シャリオ」より転載。
「日産・プレーリー、クライスラー・ボイジャーと並び、ミニバンの先駆けといわれるクルマである。」
忘れられてる。スイングドアだったけど、記事に出てる初代オデッセイも同様だし。かわいそうに。
あと、オデッセイ載せたなら、マツダ・MPVも載せてかった。
車検証の車体の形状を見ればバンなんてのは保冷バンやらドライバンなどの大半商用車を示す意味なのだが、例えば積載の無いハイエースはワゴン、積載のある箱形はカタログでもバンとして分けてはいたけど確かにミニバンのほうがゴロはいいかもしれんがね