トヨタ、新型の教習車を発売 ベース車は「カローラアクシオ」

トヨタが新型の教習車を発売。「カローラアクシオ」をベースに、MT車とAT車が用意されます。

MT車は187万5960円

 トヨタは2018年2月1日(木)、新型の教習車を発表・発売しました。

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新しいトヨタ教習車(スーパーホワイトII)のイメージ(画像:トヨタ)。

 教習生に配慮した設計として、フロントピラーの形状を細くすることで、ワイドで良好な視界を確保。位置感覚の目安となるセンターマークをインストルメントパネルの中央に配置するとともに、体格に合わせたドライビングポジションの設定を可能にすることで、正しい運転姿勢をとりやすくします。

 指導員が教習生の運転を確認するための指導員用インジケーターランプ(サイドターン&ブレーキ)や、後方視界を確保する指導員用ドアミラーなどを標準装備。被視認性の高いLEDランプ付きリヤコンビネーションランプやハイマウントストップランプを採用するとともに、急ブレーキをかけるとハザードランプが自動的に点滅して後続車に注意を促す緊急ブレーキシグナルも搭載しています。

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新しいトヨタ教習車(シルバーメタリック)のイメージ(画像:トヨタ)。
新しいトヨタ教習車(ブラックマイカ)のイメージ(画像:トヨタ)。
新しいトヨタ教習車(アバンギャルドブロンズメタリック)のイメージ(画像:トヨタ)。

 生産はトヨタ自動車東日本の宮城大衡工場、ベース車は「カローラ アクシオ」です。寸法は全長4420mm、全幅1695mm、全高1460mm。ホイールベースは2600mm、乗車定員は5人です。エンジンは1.5Lの1NZ-FEを搭載、駆動方式は2WD(FF)。ボディカラーは「スーパーホワイトII」「シルバーメタリック」「ブラックマイカ」「アバンギャルドブロンズメタリック」の全4色が設定されます。

 消費税込み価格は、5速マニュアルが187万5960円、「Super CVT-i」が194万2920円です(いずれも北海道、沖縄は価格が異なる)。年間販売目標台数は850台。全国のトヨペット店で販売されます。

【了】

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コメント

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2件のコメント

  1. 正直、カローラで良いのかな?って気がする。もっとも私が運転免許取ったときの教習車はU11ブルーバードセダンだった。他の学校ではコロナやカペラにアスカなんかも使用されてたし試験場では130系クラウンセダンやY31セドリックセダンが試験車だった。私も試験場では実地試験免除の公認校にも拘らず抽出検査で130クラウンでコース走ったが普段のブルーバードとクラウンではサイズもやや違うし車の挙動や操作の感触が違ってて面白かったし、昔と違い今や5ナンバーより3ナンバーの車も多くなったからクラウンとかフーガみたいな車でした方が為になるような気がしますね。

  2. MTの設定車が絶滅寸前だから仕方ないね、ただ、カローラアクシオ乗りやすいよ、ビッツをベースにしてるから先代カローラより一回り小さいし、最小回転半径もFFとしては珍しい5mを割り込む小回り性能、次期カローラは3ナンバーに浮腫む噂もあるし?これを期に5ナンバー枠がいかに日本の道路事情にマッチするか知るチャンスだし、MT車こそ動力を直に地面に伝え、ドライバーと会話のできる車であることを知ってもらおうではありませんか!