列車の「ガタンゴトン」、なぜあまり聞けなくなった? 鍵は「ロング」と「斜め」

全長60kmのレールも! 「長いレール」で音と振動が減少

 レールの継ぎ目は多ければ多いほど、音や振動の発生する回数が増えます。とくに新幹線のように高速運転を行うと、音や振動も大きくなります。また、列車の乗り心地は悪くなり、線路の周囲にも大きな音や振動をまき散らしてしまいます。

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東北新幹線では長さが60kmもあるロングレールが使われている(2011年11月、恵 知仁撮影)。

 そこで考えられたのが、レールをできるだけ長くすること。これにより継ぎ目自体を減らし、音や振動の発生源を少なくしたのです。

 1本の長さが200m以上のレールを「ロングレール」と呼びます。全長2kmの区間に定尺レールをそのまま設置すると、継ぎ目は79か所。200mのロングレールを使えば、継ぎ目はわずか9か所に抑えられます。

 ロングレールは高速運転を行う新幹線で、とくに普及しています。東北新幹線・いわて沼宮内~八戸間で使われているロングレールは、なんと全長60.4km。東海道本線・東京~平塚間の63.8kmに匹敵します。

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コメント

2件のコメント

  1. 閉塞区間の境目では前後のレール同士を絶縁したりするんでしょうか。その辺の話も付け加えてくださいませんか。

  2. ロングレール同士の継ぎ目は、レールを斜めに逃がす伸縮継ぎ目?を使ってるはず。ロングレールの伸縮量は半端ないんで。
    必要により継ぎ目の絶縁もしてるはず。asamasanroku-railさんの言うとおり、信号や電力供給の絡みがあるので。

    その辺も、画像だけでも入れてくれると良かったんじゃないかな。