列車の「ガタンゴトン」、なぜあまり聞けなくなった? 鍵は「ロング」と「斜め」
列車に乗っていて、「ガタンゴトン」という音を聞く機会が減りました。音と振動を減らすため、レールに「ロング」と「斜め」の改良が加えられたためです。
レールの長さは25mが基本
列車に乗っていると、ときおり「ガタンゴトン」「ダダンダダン」といった音が聞こえ、列車が上下に揺れます。レールとレールが接続する部分(継ぎ目)の隙間に、車輪が当たるためです。
工場で製造されるレールの長さはさまざまですが、現在は25mの長さで出荷されることが多く、業界では25mのレールを「定尺(ていしゃく)レール」と呼んでいます。
この定尺レールを金具で接続したとき、継ぎ目で発生する「ガタンゴトン」の音が聞こえる間隔で列車の速度を推測することができました。1秒ごとに「ガタンゴトン」が聞こえれば、レールの長さは25mですから速度は25m/s。時速に直せば90km/hです。
しかし、最近は列車に乗っても「ガタンゴトン」という音を聞く機会が少なくなりました。
閉塞区間の境目では前後のレール同士を絶縁したりするんでしょうか。その辺の話も付け加えてくださいませんか。
ロングレール同士の継ぎ目は、レールを斜めに逃がす伸縮継ぎ目?を使ってるはず。ロングレールの伸縮量は半端ないんで。
必要により継ぎ目の絶縁もしてるはず。asamasanroku-railさんの言うとおり、信号や電力供給の絡みがあるので。
その辺も、画像だけでも入れてくれると良かったんじゃないかな。