列車の「ガタンゴトン」、なぜあまり聞けなくなった? 鍵は「ロング」と「斜め」

「レールの斜めカット」で乗り心地向上

 レールの継ぎ目をなくせばなくすほど音や振動が減り、乗り心地も良くなります。しかし、継ぎ目を完全になくすことはできません。

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線路を斜めに切ってつないだ伸縮継目(2017年10月、草町義和撮影)。

 レールは温度の変化で伸び縮みします。とくに猛暑のときなどは、レールが膨張して曲がってしまうこともあります。伸縮するエネルギーの「逃げ場」として、ある程度は継ぎ目を設けなければならないのです。

 そこで、線路の継ぎ目に「伸縮継目」と呼ばれる技術が使われることも増えました。レールの先端を浅い角度で斜めに切り取って外側に伸ばし、もう一方のレールを斜めの線に沿って密着させます。こうするとレールが膨張しても外側に伸びるため、曲がりにくくなります。また、斜めに接続させると段差や隙間も少なくなり、騒音や振動を減らすことができます。

 このように、騒音の軽減や乗り心地を良くするための技術開発が進み、「ガタンゴトン」の音が少なくなったのです。

【了】

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コメント

2件のコメント

  1. 閉塞区間の境目では前後のレール同士を絶縁したりするんでしょうか。その辺の話も付け加えてくださいませんか。

  2. ロングレール同士の継ぎ目は、レールを斜めに逃がす伸縮継ぎ目?を使ってるはず。ロングレールの伸縮量は半端ないんで。
    必要により継ぎ目の絶縁もしてるはず。asamasanroku-railさんの言うとおり、信号や電力供給の絡みがあるので。

    その辺も、画像だけでも入れてくれると良かったんじゃないかな。