「道路率」名古屋が1位のワケ そもそも高いとどんなメリットがあるのか

道路率全国1位の理由は戦後の復興計画

――名古屋市はなぜ道路の面積が大きいのでしょうか?

 名古屋市の道路整備の原型は、戦後すぐに計画された戦災復興計画にあります。この計画によってスムーズに区画整理が進み、道路が急速に整備されていったと考えられます。特に、市中心部に2本ある「100m道路(編集部注:名古屋市中心部を東西、南北に走る幅100mの道路)」は、最初から防災を念頭に置いて整備されたものです。

――今後はどのような道路整備を進めていくのでしょうか?

 実は、名古屋市の都市計画道路(都市計画法で定められた、都市の骨格を形成する道路)における基幹部分840kmのうち、すでに9割以上が整備済みです。残りの計画中の道路を整備していくのはもちろんですが、すでにある道路をいかに補修し、維持していくかが重要になっているのです。
 
※ ※ ※

 なお、名古屋市緑政土木局によると、限られた予算のなかで市の隅々まで道路を維持しなければならないため、老朽化した道路の補修については事故の危険性がある場所や、市民から要望が寄せられた場所などを優先して対応しているそうです。

 道路率は道路の整備割合を表す数字ですが、都市計画や街づくりの展望などを知る手がかりのひとつともいえそうです。

【了】

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コメント

5件のコメント

  1. 画像が名古屋城ではないですね

  2. 伏見城?名古屋城の近くに山なんて見えたかな・・・?

  3. ご指摘ありがとうございます。
    訂正いたしました。

  4. 100m道路は戦後復興というより、徳川家康が制定した町並みを道路が利用しているとブラタモリで放送していたね。ダメ出しじゃないが、100m道路は交わっておらず下水処理場のとことで止まっているから巨大な丁字路です。

  5. 確かに、交通情報でも一般道の渋滞情報ってあまり聞かない。事故とか異常時でたまに聞く程度。
    戦災で街を作り直したからという経緯もあるのではあるが、道路整備に関しては愛知県は本当にレベルが高いと感じる。土地柄もあるとは思うが、信じられないくらい整備に時間をかける府県もある。