戦闘機に吊り下がる燃料タンク「増槽」、どういうもの? 緊急時には投棄も

戦闘機の「増槽(ぞうそう)」は、ひと言でいえば外付けの燃料タンクです。零戦などはボディの下に吊り下げ、戦闘時には切り離していましたが、昨今の戦闘機ではどのようにしているのでしょうか。

中身の燃料はどのようなもの?

 ところで、燃料タンクに入れる戦闘機の燃料は、どのような成分なのでしょうか。

 飛行機の燃料すなわち「航空機燃料」には、レシプロエンジンなど向けの航空機用ガソリン、ジェットエンジン用のジェット燃料などがあります。

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JP-4を運ぶ航空自衛隊のタンクローリー(2016年、石津祐介撮影)。

 ジェット燃料はおもに灯油と重質ガソリンとの混合物が用いられ、ワイドカット系(ナフサ系)とケロシン系の2種類があります。

 航空自衛隊などでおもに使用されているのは、ワイドカット系(ナフサ系)燃料「JP-4」です。一方、アメリカ海軍と海兵隊で使用されているのは、ケロシン系燃料「JP-5」で、灯油留分から精製された燃料であり、艦上での使用を考慮し引火点が高くなっています。アメリカ空軍は、かつて「JP-4」を使用していましたが、現在ではより安全性の高いケロシン系燃料の「JP-8」が用いられています。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 敵に再利用されないための紙製は、二次大戦中の英米軍機。

    牛乳の紙パックの応用とか。

    日本も木製を作ってるが、かなり手間をかけてる。

    対してドイツは落ちていた増槽を当局に届け出るとご褒美がもらえたらしいw

    というか、ドイツ空軍の増槽にその旨書いてある。

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