香港で「日本に災害が7月起きるから行くな」騒動どう影響? 国内大手ANAが語る“現実”…もとは「漫画」なのに

でも地震は起きたよね。

ピーチは影響多い

 とある漫画で「7月5日に大災害がある」というシーンが掲載されたのをきっかけに、「7月に日本で大地震が起きる」とのうわさがSNSで拡散された結果、香港をはじめアジア諸国を中心に「日本旅行を取りやめる」現象が確認されています。国内航空会社には、この影響はあるのでしょうか。

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離陸するピーチ機とANAの機体(乗りものニュース編集部撮影)。

 この「大災害説」、日本人の認識では「あくまでフィクション」で済みそうですが、海外では遥かに大きな影響を及ぼしています。香港に拠点をおく航空会社は、同国と日本の地方空港を結ぶ路線を中心に便を運休や減便を実施。また、とある航空会社によると、東南アジアの多民族国家であるシンガポールも、このウワサを信じる人が多かったからか、シンガポール線でも他路線に比べて搭乗率が低い状況も確認されているようです。

 そのような状況下、2025年7月にANAグループが決算会見を実施し、このウワサが同グループに与えた影響について触れています。とくに影響が大きかったのは、グループのLCC(格安航空会社)ピーチだったそうです。「ピーチの香港線のロードファクター(有償搭乗率)は前年からマイナスの53%で、非常に大きな影響がございました」(ANAグループ経営陣)としています。ただこの影響は徐々に改善されており、「現在はだいぶ回復傾向にある」(同)とのことです。

 一方、香港外のケースでは、「ピーチ便の台湾や上海線含め、影響を受けている」とも。一方、フルサービスキャリアのANA(全日空)については「香港線の増便の影響で座席利用率は減少しているが、大きな影響は受けていないと考えています」とのことです。

【写真】ANAの本気の「ビジネスクラス席」、見たことあります?やばいよw

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