乗ったらすぐ着く、都バス最短級路線とは 運行に「ならでは」の工夫 運賃も特別

都バスの路線は長いもので30km近い距離を走るものもありますが、最短の路線は、片道わずか1.7km、終点まで3分程度で着いてしまいます。運賃も割安で、長期運休になることも。どのような路線なのでしょうか。

都バス「唯一」も

 全線約1.7km、起点から乗ったら次が終点という都バスの路線があります。JR目白駅前と日本女子大を結ぶ「学05」系統で、都バスのなかで最も短い路線のひとつです。

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目白駅前と日本女子大を結ぶ都バス「学05」(2018年2月、中島洋平撮影)。

「学05」の起点は目白駅の少し東側にある「目白駅前(川村学園)」で、終点の「日本女子大前」停留所までは所要時間3分から5分程度です。このバスが走る目白通りには、ほかの系統のバスも走っており、目白駅と日本女子大のあいだにもいくつか停留所がありますが、「学05」は途中ノンストップで走ります。終点「日本女子大前」停留所は大学構内のロータリーにあり、ここで折り返して復路の運行に就きますが、出発してすぐ「日本女子大前(豊明小学校)」に停車します。この停留所は復路の「学05」専用です。

 復路の終点は起点「目白駅前(川村学園)」と道路を挟んで立つ降車専用の停留所です。客を降ろすと、バスは駅手前で左折し、坂を下っていきます。やがて山手線と塀を隔てて隣接する駐車場に入ると、そこには円形の大きな鉄板が。これは都バスで唯一という「ターンテーブル(回転台)」で、これに乗ってバスは向きを変え、来た道を戻って次の運行に就きます。

 なお、23区内の都バスは一部路線を除いて大人210円(ICカード206円)均一料金ですが、この「学05」系統を含む「学バス」と呼ばれる系統は180円(ICカード175円)となっています。「学バス」は、たとえば高田馬場駅前と早稲田大学を結ぶ「学02」など6路線が存在しますが、駅と学校を途中ノンストップで結ぶのは「学05」だけです。

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コメント

1件のコメント

  1. 特別運賃ですか。
    ここにも女性優遇なのですね。。。