星空と雲海鑑賞目指す夜行列車ツアー、4月開催 池袋や元町・中華街から出発 西武
西武鉄道が臨時夜行列車を再び運行。秩父・三峯神社の星空と雲海を目指します。
累計約4000人が参加
西武鉄道と西武トラベル、総合光学機器メーカーのビクセンが、2018年4月に「秩父・三峯神社で絶景の雲海&星空鑑賞を目指す!『夜行特急で行く秩父絶景ツアー』」を開催します。
臨時夜行列車で池袋駅や元町・中華街駅を金曜夜に出発し、西武秩父駅(埼玉県秩父市)に翌日午前1時25分ごろ到着。貸切バスに乗り換えて移動し、3時ごろから三峯神社(同)で星空観賞や雲海鑑賞、祈祷をする、というものです。2015年8月からの計12日間で、累計3915人が参加しています。各出発日の車両と旅行代金は次のとおり。
●4月13日(金)発
・車両
特急「レッドアロー」用の10000系電車
・雲海鑑賞シンプルコース旅行代金
池袋発9900円、所沢発9500円(観光付き1万2000円)
●4月27日(金)発
・車両
座席指定列車「S-TRAIN」などに使われる40000系電車
・雲海鑑賞シンプルコース旅行代金
元町・中華街発1万1900円、元住吉発1万1700円、渋谷発1万1200円、練馬発9500円(観光付き1万2000円)、ひばりヶ丘発9500円
夜行列車の車内では星空解説や星座早見盤(全員にプレゼント)の使い方講座などを予定。三峯神社での星空観賞、雲海鑑賞、祈祷のあとは朝食としてミニサイズの温かい「秩父わらじ味噌豚丼」か「鳥ぞうすい」(選択制)が提供されます。
コースは西武秩父駅または長瀞駅(4月27日発は羊山公園も選択可)で解散する「雲海鑑賞シンプルコース」のほか、出発日と駅により、秩父鉄道のSL「パレオエクスプレス」に乗車するコース、いちご狩りなどを楽しむコースも用意されます。
4月13日(金)の池袋発と、27日(金)の元町・中華街、元住吉、渋谷発は西武トラベルのウェブサイトで受付中。そのほかは出発日と出発駅ごとに、駅観光案内所で順次発売されます。
西武鉄道と西武トラベル、ビクセンは、このツアーについて、星空や雲海などの絶景を確約するものではなく、気象条件などにより楽しめない場合があるとしています。ちなみに、三峯神社と西武鉄道が共同で調べた同社における雲海発生率は、2015年4月が43.3%、2016年4月が40.0%、2017年4月が16.6%です。
【了】
自然相手だからね