「セレナe-POWER」登場 ワンペダルで加減速、燃費は26.2km/L 日産(画像19枚)

日産が電動パワートレイン「e-POWER」を搭載した「セレナe-POWER」を発表しました。アクセルペダルだけで加減速ができる「e-POWER Drive」を採用。燃費は26.2km/Lで、価格は296万円からです。

「e-POWER Drive」にマナーモードなどの新機能追加

 日産は2018年2月28日(水)、ミニバン「セレナ」に電動パワートレイン「e-POWER」を搭載した「セレナe-POWER」を3月1日(木)に発売すると発表しました。

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「セレナe-POWER 」のイメージ(画像:日産)。

 e-POWERは2016年、「ノート」に初搭載。アクセルペダルの踏み戻しだけで加減速ができる「e-POWER Drive」が採用されています。「セレナe-POWER」の「e-POWER Drive」はさらに新機能として、なるべくバッテリーだけで静かに走行する「マナーモード」や、「マナーモード」をフル活用できるよう事前に充電しておく「チャージモード」が設定されます。

「セレナe-POWER」は搭載されているガソリンエンジンで発電し、その電力を利用してモーターを回して走行します。燃費性能は26.2km/L(JC08モード)です。先進機能としては、高速道路の同一車線で、アクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御する「プロパイロット」を採用。また、インテリジェントエマージェンシーブレーキ、車線逸脱警報やハイビームアシストを標準装備し、踏み間違い衝突防止アシスト(メーカーオプション)を装備することで、経済産業省や国土交通省などが普及啓発をしている安全運転サポート車「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」のワイドに対応します。

 エクステリアは、専用の15インチエアロアルミホイール、リアサイドスポイラー、フロントブルーグリル、LEDリアコンビネーションランプなど、インテリアは専用セカンドキャプテンシートや、アドバンスドドライブアシストディスプレイなどがそれぞれ採用されます。

 エンジンはHR12DE-EM57、駆動方式は2WD。グレードは「X」「XV」「ハイウェイスター」「ハイウェイスターV」の4種類で、全国希望小売価格(税込)は296万8920円(セレナe-POWER X)からです。

 なお、日産の関連会社であるオーテックジャパンからは、「セレナe-POWER」をベースとしたカスタムカーで、スポーティ志向の「セレナe-POWER AUTECH」、スライドドアを採用した「セレナe-POWER ステップタイプ」、福祉車両「ライフケアビークル(LV)」シリーズの「セレナe-POWER セカンドスライドアップシート」「セレナe-POWER チェアキャブ スロープタイプ」も、それぞれ発売されます。

【了】

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