スタッフほぼ女性 ANA「ひなまつりフライト」テイクオフ! B787の脇に桃の花が咲く(写真23枚)
ANAが「ひなまつりフライト」を実施。機長と副操縦士をはじめ、フライトに関わるスタッフがほぼ全員女性で、ANA91便が石垣島に向けて出発。その姿を、桃色の手袋や手作りの「桃の花」や「おひなさま」が見送りました。
「桃」色の手袋で手を振り見送るスタッフ
ANA(全日空)が2018年3月3日(土)、「ひなまつりフライト」を実施しました。
桃の節句であるひなまつりにちなみ、機長、副操縦士をはじめ、客室乗務員、グランドスタッフ、整備士、グランドハンドリングなど、運航業務のほとんどを女性で行うフライトです。実施は、今回で5回目といいます。
今年、「ひなまつりフライト」の対象になったのは、14時45分に石垣島へ到着予定のANA91便。機材はボーイング787-8型機(JA819A)。運航乗務員2名、客室乗務員7名、乗客285名と2歳以下の子ども8名を乗せて、11時26分に羽田空港を出発しました。
この日、ANA91便が出発する羽田空港の搭乗口61番には「ANAひなまつりフライト」の横断幕が掲示され、その周囲には、スタッフと記念撮影ができる金屏風のフォトスペースが登場。乗客には桃味のアメ、ひなあられと搭乗証明書が手渡されました。
出発時に機体を押し出すトーイングカーや、荷物を運搬するコンテナも、桃の節句らしいピンク色の花のイラストなどで装飾。さらに、トラックの荷台などには、ビニールでつくられた「桃の花」や「おひなさま」が、乗客の目線に入る位置へ設置されました。同便を見送るグランドハンドリングスタッフのベストや手袋も桃色です。
飛行機が離陸に向け動き始めると、スタッフは横断幕ともども機体のほうへ移動。乗客から見えなくなるまで、ずっと見送っていました。
【了】
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